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6月16日からは、シリーズ「高血圧」と題してお送りします。


解説は、慶應義塾大学名誉教授・齊藤郁夫先生です。
テーマは、血液の循環、血圧の測定の歴史、血圧測定の普及、医療における高血圧、高血圧の診断、原因、本態性高血圧と二次性高血圧について、降圧薬、合併症、コロナ禍での診療について、等 お送りします。

【齊藤郁夫氏プロフィール、個人の研究の経緯と医療の進歩】 
1972年慶應義塾大学医学部卒、慶大病院内科(高血圧、内分泌の研修、研究)、慶應義塾大学保健管理センター長等を経て、現在、慶應義塾大学名誉教授。
主な著書に、「高血圧とうまくつき合うために読む本」、「高血圧の診断と治療ハンドブック」「一目でわかる高血圧」「高血圧のABC」等がある。ラジオNIKKEI「ドクターサロン」等、に出演・解説されている。

ー齊藤先生の研究と高血圧治療の歩み―
1978年~1980年アメリカのクリーブランドクリニックに留学(レニン・アンジオテンシン・アルドステロンと高血圧の研究)

1980年ごろからACE阻害薬というレニン・アンジオテンシンを抑える降圧薬が登場
1999年からさらに副作用の少ないARBというレニン・アンジオテンシン抑制薬
1999年 NHK「今日の健康」で新しい降圧薬について紹介、これらに加えカルシウム拮抗薬により高血圧の治療が進歩
2000年以後、医師の個人の経験に基づく医療ではなく、ガイドラインに基づく医療が急速に普及してきました。
高血圧はその先駆けとなり、2000年に日本で第1号のガイドラインが作られ、その後、4-5年毎に改定されてきており、
2019年最近のガイドラインが作成され、齊藤先生がすべての作成に関わり、その変遷をみてきました。
それらを医師の皆さんと共有する目的で、全国300か所の医師会での講演、中国、台湾などの医師への講演などしてきました。

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