ラジオiNEWS、11月後半のゲストはフィロソフィーのダンス、まず登場してくれたのが日向ハルさん、佐藤まりあさんだ。昨年メジャーデビューし、2021年は3曲もリリースした、乗りに乗ってるアイドルグループだ。
フィロのス、実は番組進行役の栗林さみさんが以前から注目していたグループだ。栗林さんいわく、とにかく歌が上手い、ライブが盛り上がる、楽曲もカッコいい、などなど絶賛していた。
12月1日には新曲「サンフラワー」が発売される。さっそくこの日、番組内で流した。栗林さんの言っている通りだった。確かに上手い、曲がいい、迫力がある、歌詞に深みがある。多くのアニメや映画から主題歌を任される理由がよくわかった。
もう1曲流した「ジョニーウォーカー」も同様に、アイドルの楽曲とは思えない強さや深みを感じさせた。アイドルという枠組みに収まらない。規格外というか、アイドルという規定概念がまったく意味をなさない、そんな初めての感覚を味わうことができた。
メジャーデビュー後、初のシングル「ドント・ストップ・ザ・ダンス」が、ルミエール・ジャパン・アワード2021のVR部門で特別賞を受賞したという。音楽業界から唯一の表彰、アイドルグループが選ばれるのは前代未聞というくらいの偉業なのだが、フィロのスの楽曲を聞いた後なら、素直に頷ける。アイドルという枠組みに収まるようなアイドルではないのだから。
この日、スタジオにきてくれた日向さんも佐藤さんも、実にかわいらしい、アイドルらしい外見なのだが、ひとたびライブのステージに立てば、プロのミュージシャンに変貌する。そのギャップこそ、フィロのスの最大の魅力なのだろう。
このグループのライブを見てみたい。放送終了後、これほど痛切に思ったことはない。フィロのス、恐るべしである。
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