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2月のマンスリーゲストは、俳優の大先輩・市毛良枝さんと、元宝塚歌劇団トップ娘役で俳優・彩乃かなみさんのお2人です。

今週は、ゲストのプライベートや将来への想いを伺いました。早速「市毛さんは社交ダンスが得意で...」とMEGUMIさんが言い出すと、「いやいや、彩乃さんの前でやめてください。」と、照れる市毛さん。きっかけは、登山を楽みだした時期に親御さんの介護がはじまり、身体もボロボロになるほど疲れを感じていた時に、なんとかしなければと思ったことでした。「少しで体が動かそうと筋トレをはじめようと思っていたところ、『筋トレなんかつまらないからダンスをやらない?』と友達に誘われたんです。短時間でできるし、実際にやってみると筋トレくらい筋肉を使うから鍛えられるし、親がデイサービスに行ってくれている間にできるし、ハマっちゃいました。リフレッシュできたお陰で介護うつからも解放されましたし、何のしがらみもないところで、そこで出来たお友達とは何でも自由に話せる環境もリフレッシュするのに最適でしたね。」と、いいことづくめだった体験をお話してくれました。今でも続けている社交ダンスですが、コロナ禍には普段、海外へ行かれて忙しくされている先生たちが日本にいたそうで、「『暇そうだよ』と聞いたので、今がチャンスとばかりに、そんなすごい先生たちに教えていただけたんです。」とコロナ効果をポジティブに転換した市毛さん。「さすがです!スキルもアップして?」とMEGUMIさんがいうと「それはどうでしょう。自己満足の世界です。」と謙遜されますが、「何が良いって、何モノにもならなくていいんですよ。ダンスのスペシャリティにならなくていいじゃないですか。自分が楽しかったらいいんです。」と、さすがのお言葉です。「確かに!ただ楽しむという時間はそうないですよね。」と目から鱗のMEGUMIさんでした。

ここからはスポンサーのLOGOSさんにちなみ、お2人のアウトドアの話。アウトドアといえば、登山愛好家の市毛さん。今まで登った中で一番高い山は、タンザニア北東部に位置するアフリカ最高峰のキリマンジャロ(5895m)です。仕事も兼ねてで(そんな本格的登山のお仕事依頼があることが、すごいですが!)往復4、5日間の工程だったそうで、本来はもっと日数をかけて登る山だそうです。技術が大変な山ではないそうですが、短時間で登ると高度に慣れないので高山病になる危険があるのが、大変だとか。実は、市毛さんもその時、高山病にかかってしまいました。が、それを実感したのは、下山してずいぶんと経って、原稿を書きながら振り返った時に「あの時、高山病になって命が危なかったかも」と感じたと今では笑えるお話に。当時は高山病への知識も薄くて軽く思っていたそうですが、何年も経って経験を積んで知識が深まると、あれは深刻だったかもしれないと振り返ります。そんな市毛さんに改めて、登山の魅力を伺いました。「山を歩いていると、その山にまつわる色々なことを知ることができるんです。例えば、その山を開山した人の話や、峠道で山を越えてお嫁に行った人の話などを聞いて、想像しますよね。そうするとお嫁さんの切なさとか感じるとか、妄想の世界が広がっていくのが楽しいだなって思います。」と市毛さんならではの楽しみ方を披露されました。

また、山頂ではコーヒーやスープなど温かいモノを飲むことが好きだそうですが、中でも「手のかかってないモノ、シンプルなモノが美味しいです。だから白湯が美味しいんです。」市毛さんが言うと、「そうなんですか?白湯をあんまり美味いと思ったことない。身体に良いと言われているから白湯も飲みますけど、白湯だなって思う程度で。山頂では感覚が研ぎ澄まされるんですかね。」とMEGUMIさん。「山を登ると小さなことに喜びを得られる。それがハマったきっかけですね。」とお答えいただきました。実は初登山で、まさかの「ブロッケン現象」(背後から差し込む日光の影響で、雲海に自分の影が写る。影の側にある水滴や霧によって光が散乱され、その影の周りに虹のような光の輪が後光のように現れる現象)に遭遇。「西日を背負って、東側に雲海が出ていないと出ない現象で、たまた偶然なんですが、後輪を背負ったマリア様や観音様みたい見えてハマっちゃたんです。」とすごい奇跡のエピソードが飛び出します。「山の魅力を人生で一番感じてます。今年は登山に挑戦したいと思います!」と決意表明をするほどMEGUMIさんは影響を受けてます。

実は、彩乃さんも高尾山など低い山のトレッキング(山歩き)が好きなのだとか。「舞台の練習で膝を痛めてやめていたら、コロナ禍になってしまい。でも今回、市毛さんとご一緒してお話を伺うと、また行きたいなって強く思いますね。」と、意欲を語ります。彩乃さんの出身の群馬県は、市毛さん曰く「山の宝庫じゃないですか!」と、感嘆の声。群馬の山の特徴は、個性的な山が多く、高さではなく地形が面白く、山々の表情がバラエティに富んでいて面白いそうです。「高い山に登らなきゃ醍醐味を味わえないのかと思ってた」というMEGUMIさんですが、市毛さんから「山は高さじゃないんです。500mくらいの高さでもグッと切り立った山もあって、その昔は『これは初心者向きではありません』という警告を気にしないで登ったら、本当に大変な山で、警告は無視しちゃいけないんだなって思いましたね」と経験談をお話されました。

そして「しっかり調べることは絶対に大事です。調べるところから楽しい。そこからストーリーが始まるんで」と、山愛を語る市毛さん。さらに「降りてきて、片付けも楽しいと3回味わえるんです。」と、満面の笑みをたたえお話されますが、「すごい!さすがですね!」と感嘆の声が重なってしまった彩乃さんとMEGUMIさんでした。市毛さんは、日本トレッキング協会の理事も務められています。皆さん、安全に気を付け、しっかり調べて、登山・トレッキングを楽しんでください。

彩乃さんは、昨年25周年のアニバーサリーイヤーで記念のライブを開催しました。「振り返ると四半世紀、歌うことを続けられると思っていなかったですし、数年続くコロナ禍にライブが無事にできたこともあって、今までの感謝が溢れてコンサートでは、自然と涙が出ちゃいました。これまで支えてくださる方々がいないと、ここまで来られなかったなと、改めて並走してくださっている皆さんの支えを感じた年でしたね。本当にありがたいですね。」と、感謝を改めて伝える彩乃さん。「普段は前を向くばかりですけど、周年は立ち止まって振り返る良い時間になりますよね」と、MEGUMIさんも彩乃さんの感謝を実感します。コロナ禍でのコンサートは、出にくい状況だったけれども、開催してくれるなら「行くわ!」というお客様の気持ちに"再会"する感じがあり、そこにも感動があります。「開催してくれてありがとう!」という感謝とエールを今まで以上に込めて、拍手や熱意を伝えるパワーが客席から感じらるし、「こんな時に来てくれてありがとうございます」という感謝を本当に強く思うという、ライブの良さを3人でしみじみと語ります。ライブの舞台やコンサートがなければ生きていけない!と盛り上がると、「だから、やっぱり舞台に立とうかなと思ったのかもしれない」と、本音を打ち明けてくださった市毛さん。「コロナは大変だけど、再確認できたタイミングでもありますね」とMEGUMIさんのポジティブ発送に共感する市毛さんと彩乃さんでした。

彩乃さんは物心がついた時から、歌うのが好きだったそうです。でも自覚したのは、高校生の頃。修学旅行のバスの中で、同級生から「あれ歌って」とリクエストをされたことがきっかけで、「私の歌って人から求められるんだ」と感じた初めての出来事だったそうです。「本当、聴き惚れてしまう歌声なんですよ」称賛する市毛さん。彩乃さんのこれからの歌手活動は注目です!

最後に、お2人が描いている将来、ビジョンを伺いました。市毛さんのお母様は100歳で永眠されました。「母は最期の頃は、本当にしたい放題に自由な人だったんです。その姿を見ていて、あの様にできたら良いなと思ってます。楽しく過ごしたいですね。」と、おっしゃる市毛さんですが、"自由に"というのは、役者にこだわることもなく、これから先何になるか分からない、何にも囚われない本当の意味での「自由」という想い。MEGUMIさんも驚愕ですが、市毛さんの想いにも共感します。彩乃さんも「最期は、あれが出来なかったではなくて、あれが出来て良かったなって思いたいですね」と素敵なコメント。

彩乃さんも「これまでもそうでしたが、たゆたうように生き、自分の人生が明るくなればいいな。また知らない世界も多いと思うので、楽しく生きたいですね。」と人生観をお話してくれました。MEGUMIさんから「ぜひ楽しい人生を送ってください」と思わぬ重たい言葉に、スタジオは笑いで締まりました。2週にわたり、貴重なお話をたくさん聴くことが出来ました。

【市毛良枝さん・彩乃かなみさんの告知】
* 市毛良枝さんは大絶賛上映中の映画「ラーゲリより愛をこめて」に出演。
* 彩乃かなみさんはオンラインコミュニティ「Leone」を主催。様々な会員特典もありますので、ぜひご参加ください。

詳しくは、お二人の公式HP SNSをチェックしてください。

【HPとSNS】
市毛さんHP:https://www.amuse.co.jp/artist/A8448/index.html
彩乃さんHP:https://www.kanamiayano.com
彩乃さんTwitter:https://twitter.com/ayano_staff
彩乃さんインスタ:https://www.instagram.com/kanamiayano.official/


idea time 5-800(ゴートゥーハッピャク)」のコーナー

camp_230209_2.JPG「idea time5-800」は、アウトドアを最上級に楽しむ方法をLOGOSが提案するコーナーです。このコーナーのパートナーは、LOGOS公式YouTubeチャンネルに出演している人気YouTuberどっちゃんです。

今回、ご紹介したのは、LOGOSのオリジナルデザイン「Narisumushi(なりすむし)です。LOGOSのアイテムになりすました小さな生き物を描いた、かわいいイラスト。MEGUMIさんも当てながら楽しんでいた、テントになりすましたカエルや、ピラミッドグリルになりすましたカメ、ティピーテントになりすましたカタツムリ、エコココロゴスになりすましたてんとう虫、キャリーになりすましたカブトムシなどなど全9種類の虫や生き物。アイテムとしては、チェアやTシャツ、クッション、クーラーバッグなどあり、揃えたらかわいいものばかり。

じつは、デザインが可愛いという声からアニメーション化も2月9日から配信スタートが決定したと、嬉しい報告をするどっちゃん。

アニメのあらすじは、楽しい思い出を胸に、ロゴスパークから帰っていく家族を、笑顔でお見送りをするカエルたち。カメだけは、キャンパー家族との楽しい時間が終わってしまって寂しくなってしまい落ち込みます。そこで、カメを元気づけるために立ち上がる・・・という短編。「アニメのイラストをグッズとして持つのは、子供も好きだからいいですね」と、MEGUMIさんも太鼓判。

可愛い「Narishumushi(なりすむし)」の総柄デザインのアイテムは、番組ホームページやLOGOS公式HP、またはLOGOS店頭でチェックしてください。 
また、アニメもぜひぜひご覧ください。
LOGOS番組公式HP;http://campradio.jp/

番組を聞き逃した方もぜひぜひ番組アーカイブスでお聴きください♪
アーカイブスは番組公式HPからチェックできます!
http://campradio.jp

 

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