お知らせ:

LOGOS presents CAMP RADIO

番組へのお便りはこちら

camp_221013_1.JPEG10月のマンスリーゲストは、俳人でもあり、より多くの方々へ俳句の楽しさを伝える活動されている、堀本裕樹さんです。

オープニングトークでは、秋といえば...ということで、MEGUMIさんは「読書の秋」。最近は寝る前に小説を読むことにハマっています。ゲストの堀本さんは「食欲の秋」。秋になると食べたくなる食材といえば「松茸」だそうです。「焼きますか?土瓶蒸しにしますか?それともご飯に炊き込みますか?」と矢継ぎ早に質問をするMEGUMIさん。「どれも美味しいんですよね~」と唸る堀本さんですが、出身の和歌山県の山で松茸を採りにお父さんと行ったことがあるそうです。「自分で見つけた時はすごくテンション上がりました。獲ったど~!って感じでしたね」と、興奮を思い出します。「山の中でも松茸は分かりづらいんです。枯れ葉とかに隠れて紛れていることも多いので、ある程度、目利きでないと、見つけられないんです」堀本さんが松茸獲りの経験談を語ると「やはり、そこはかとなく奥に生息しているのが松茸なんですね?でも、それは喜びも格別ですね。」とMEGUMIさんも興味津々です。さらには「獲れる時には松茸がカゴいっぱいになり、小学校・中学校時代には散々食べました。」と羨ましい当時のエピソードに「羨ましいですね。食べたい!」と食欲が掻き立てられます。そんな話から、健康の話へ。堀本さんが日々、健康のためにやっているのが散歩。「吟行」という、散歩をしながら季節を感じ、季語を見つけて句を詠む文化があるので、目の前が海という絶好のロケーションで暮らしている堀本さんは日常的に吟行も楽しんでいるそうです。俳句を作るにあたっても外に出て、自然に触れて感覚を鋭敏にすることが大事だと教えてくれました。「しがらみに囚われていない、今、この瞬間にフォーカスして自然を感じることが素敵ですよね。座禅に通じるものがありますね。」と、MEGUMIさんも実体験に照らし合わせます。偶然にも堀本さんも座禅好き。座禅と俳句との共通点「今を感じる」ことの大事さでマニアックに盛り上がりました。

堀本さんの活動内容について、たっぷり伺いました。
お笑い芸人・又吉直樹さんとも交流がありますが、きっかけは世界初の句会を観客に観せるライブイベント「東京マッハ」に又吉さんが観に来たこと。そこから2年間、文芸誌「昴」の誌上で、又吉さんに俳句を教えていきました。

堀本さんが「僕自身はとても勉強になりましたね。又吉さんに俳句のイロハを教えるという使命と、この2人のやりとりを読者が理解するように進めなければいけないという2点を意識しながら、どう俳句を伝えていくかを考えました」と、とても真剣に取り組まれた様子。

ちなみに「東京マッハ」は、千野帽子さん、作家の長嶋有さん、ゲーム作家の米光一成さんと専門俳人の堀本さんの4人にプラスゲストを迎え、俳句を持ち寄り、観客から人気投票を経て、作者を伏せた状態で批評する、漫談のように楽しめる公開句会ライブ。自分の俳句がリアルに評価される緊張感を楽しみながら出演する堀本さんは今後も、色々な分野の方々とコラボしながら、様々な場所で俳句の面白さを広めたいと活動を続けていきます。「俳句の映画化とかも楽しそう」とMEGUMIさん。対して「色々な形から俳句の魅力広がれば嬉しいですね」とさらに俳句への熱い思を語りました。堀本さんの活躍、楽しみです。

そしてアウトドアをテーマにトークを展開します。先ほども話に出た出身地の和歌山・熊野本宮での幼少期のお話。川で泳いで、帰ってきてスイカを食べるという何気ない日常の中にいつも自然がありました。熊野本宮は清流があって奥深い場所に位置していることから、川と山が常にセットになった原体験を語ってくれました。そこから海への憧れがあり、5~6年前に湘南で海の側に住んでいるそうです。「常に海風が入ってくるので浄化されますね」と大満足な堀本さんでした。

さらに将来のお話へ。「5年後は、コロナもより落ち着いて、仲間と色々な土地で吟行できたらいいですね」と願いを込めて語る堀本さん。「日本国内はもちろん、海外でも詠んでみたい」と夢は膨らみます。生まれたばかりの娘さんと10年後くらいには、一緒に旅行やキャンプなどなど色んなことをしたいと、お父さんの顔ものぞかせます。「おじいちゃんになった時には、死ぬ間際まで俳句を作っていたい」と話す堀本さん。「堀本さんの辞世の句(死を前にして書き遺された句)は興味ありますね」と2人で盛り上がります。「でも、俳句って一生、出来ますよね」と、俳句の楽しさや奥深さにMEGUMIさんも魅了されていきました。

今週も堀本さんの選曲でお送りしましたが、今回はTHE BOOMの曲を紹介した堀本さん。永井真理子さんと同じくらい好きなTHE BOOM。実は、2016年に番組「NHK俳句」で選者として出演された時に、THE BOOMのボーカル・宮沢和史さんがゲストとして出演され、共演を果たしました。宮沢さんがテレビ番組に出演している印象があまりなく、まさか出演されるとは思いもよらなかった堀本さんは、感激のあまり半泣き状態だったとか。番組では、宮沢さんが俳句を作り、その句評をされたのですが、「ホント、おこがましいことをやっているな。とんでもないことだ!」という気持ちでしたと堀本さん。「テンションが難しいですよね。でも、俳句を通じて憧れの人に会えるというのは、夢がありますね」と、笑顔のMEGUMIさんでした。

【俳人・堀本裕樹さんの告知】


*近著「猫は髭から眠るもの」(幻冬舎)が絶賛発売中。
*「第4回 猫俳句大賞」では、11月30日まで猫にまつわる俳句を募集しています。ゲスト審査員は、村山由佳さんです。大賞に選ばれると賞金10万円が贈られます。
詳しくは、公式HPをチェックしてください。
「猫俳句大賞」HP;https://nekohaiku.com
詳しくは、堀本裕樹さんの公式HPやTwitterをチェックしてください。
HP:http://horimotoyuki.com
Twitter:https://twitter.com/horimotoyuki

 

idea time 5-800(ゴートゥーハッピャク)」のコーナー

camp_221013_2.JPEG「idea time5-800」は、アウトドアを最上級に楽しむ方法をLOGOSが提案するコーナーです。このコーナーのパートナーは、LOGOSの人気YouTuber、どっちゃんです。

今週ご紹介するのは、季節の移り変わりの時期にちょうどいい「CAMP LOGOSダンボールニットパーカー」です。「これ段ボールから出来てるの?どういうこと?」MEGUMIさんが素朴な疑問をぶつけるとスタジオ大爆笑。どっちゃんは「私もそう思ってました」と暴露します。ダンボールニットというのは、最近のアパレル業界でも話題ですが、素材がダンボールのような断面構造で、層の間に空気をため込んでいるため、保温性に優れています。「肌触りは、ツルッとしていますが、普通のスウェットより滑らかな感じ。でも軽いですね」と、MEGUMIさんの感想。ストレッチも効いていて、シワになりにくいのでアウトドアに持って行きやすいのが特徴です。シルエットが大きいため、アウトドアで急に寒くなってきた時でも、サッと重ね着ができます。色は、サンド(段ボール色)、グレー、ブラックの3種類で、M、L、XLのサイズで展開されています。フロントには、エンボス加工のロゴスのメイプルリーフのロゴがデザインされています。

これからのアウトドアシーズンにぴったりな保温性抜群の「CAMP LOGOSダンボールニットパーカー」は限定商品です。気になる方はお早目に番組ホームページ、またはLOGOS店頭、公式HPでチェックしてみてください! 
LOGOS番組公式HP;http://campradio.jp/
 

番組を聞き逃した方もぜひぜひ番組アーカイブスでお聴きください♪
アーカイブスは番組公式HPからチェックできます!
http://campradio.jp

お知らせ

お知らせ一覧