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2月のマンスリーゲストは、映画監督の内田英治さん。2月14日はバレンタインということで11歳までブラジル・リオデジャネイロに住んでいた内田さんにブラジルのバレンタイン事情について質問しました。実は内田監督はブラジルでのバレンタインの記憶はなく、盛大なイベントといえば、巨大なケーキを作り大々的にお祝いをする誕生日会が印象深かったとか。日本に来てからバレンタインは「もてない男子からしたら恐怖でしかない」と当時を懐かしく振り返ります。実は、暗く、いじめられっ子だったそうで、日本には友達もいない幼少期、内田監督は、映画館に逃げて1人で映画ばっかり観て違う世界へ逃避することに楽しみを見出していたのですが、「それが今の監督を創っている。確固たる力になっている」とMEGUMIさんの総括でした。まさにそうですね。

内田監督とのアウトドアトーク。実は、毎年7月に本栖湖の湖畔でおこなう映画祭「富士 湖畔の映画祭」を開催している内田監督。夏の野外、しかも湖畔での映画祭と聞くだけで楽しそう!「行きたい!行きます!!」とMEGUMIさんもノリノリ。「富士 湖畔の映画祭」は、森の中・富士山が見える広場・室内と合計3つのスクリーンが用意されており、暮れ始めたら映画を上映開始。インデーズ映画を中心に約40本の作品が流れます。キャンプする人が半分、キャンプ場に併設されているロッジに宿泊する人が半分というまさに、アウトドアと融合した映画祭。さらに朝は朝ヨガ、昼はバンドを呼んでライブが開催されます。お子さん連れでの参加も多く、子供にも大人気なイベントとなっています。MEGUMIさんも「最高!!」と絶賛です。

これまでたくさんの海外の映画祭に参加してきた内田監督。海外の映画祭に興味津々のMEGUMIさんにお勧めなのは、スペイン・シッチェスの映画祭。シッチェスは海沿いの古都。様々な場所に映画祭の会場があるため、歩きながら移動すること自体が観光となり、街中にはお城などもあり、「最高なてもんじゃないですね」と内田監督。「監督は作品を撮ったら映画祭に出すということ意識して、やってらっしゃるんですか?」というMEGUMIさんの素朴な質問。「もちろんです!」と自信たっぷりに答える内田監督ですが、実は駆け出しの頃には、映画監督を辞めようと思った時期がありました。しかし映画監督を続けたのも映画祭がきっかけ。大めの映画祭2カ所に作品を送ってダメだったら映画監督を辞めようと思っていたところ、送った映画祭では上映は叶わなかったのですが、見ず知らずの映画祭のプロデューサーから直接、内田さんにメールがあり、「ウチの映画祭では上映ができなかったけど、僕はこの映画大好きだから、僕の知り合いの映画祭で上映したけどどうですか?」と連絡があったそう。それがきっかけとなり、海外50カ所ほど上映され一気に作品が広がったというすごい経験談を披露。「日本の上映では全く評価されなくても、映画祭で評価される道もあるんだなって思いましたね。さらにイギリスで、たまたま映画を観てくれたのが、プロデューサーのアダム・トレルさんだったんです」と、これまでの監督人生にストーリーは続きます。アダムさんから「お前の映画良いね!一緒になんかやろう!」と言われ製作したのが映画「下衆の愛」。「『下衆の愛』でさらに各地の映画祭へ広がって、全部繋がっていくんですよ」と語ってくれました。
海外作品へ出演したいという野望のあるMEGUMIさんに、内田監督から「海外向きですよ。すぐ行けると思いますよ」と太鼓判!喜ぶMEGUMIさんですが、「海外向きの俳優は日本向きじゃないんですよね(笑)」とオチがつきます。

話はさらにディープな日本映画界の話。最近、邦画作品数が多くなったと感じているMEGUMIさん。内田さん曰く「増えてますね。年間800本ほどあり、数だけで言えば世界最高レベルですね。確実に多すぎです」。大きな映画だけヒットしていて、成功しているように見えますが、個性的な映画、インディーズ映画はほほ破たんしている現状に、映画業界に身を置く2人は嘆きの言葉が漏れてしまいます。邦画も海外へ進出するしかない!という話なりますが、「海外へ進出し成功する手法が誰も分からないというのが実情で、是枝監督の映画以外は海外で邦画の需要がない!」と断言する内田監督。しかし監督独自に今後の未来について考えはあり、明るい未来について力説し、MEGUMIさんも大納得。配信という媒体も出現し、国境がなくなってきている映画作品。果たしてこの先、映画の未来は?!?!貴重なトークは必聴です。そして2020年公開の内田監督の「ミッドナイトスワン」が楽しみです。

番組のエンディングでは、恒例の「将来どうなりたいですか?」という質問を投げました。内田監督は「是枝裕和監督や行定勲監督みたいに、長くやっていくことが目標」と答えてくれました。これまでの成功がありながらも、いつまでもチャレンジし続けている是枝監督について尊敬の念を語られた内田監督。自身も、未来の演出家のために、映画界の環境を整えて、「映画=食えない」という間違ったイメージが払拭できるようにしたいと野望も。
さらに具体的な夢は、内田さんは海外で映画を撮ること。日本人とか邦画に囚われずマーケットをもうちょっと広げたいという意識があり、そのために役者さんに自主性を持たせたいと気持ちも有るそうです。一方、昔は映画オタクだったのけど、今は音楽がすごい好きに。40歳ぐらいまでは音楽に興味無く、ライブにも1回も行ったことなかったそうですが、たまたまサマソニに誘われ、行ったらハマってしまい「最近は映画より面白い」と感じるほどだとか。海外の映画祭に行くと、ついでにフェスも足を延ばすほど、音楽ライブを楽しんでいるそうです。

【監督・内田英治さんの告知】
* 2020年2月Amazon Primeで湘南純愛組が配信スタート。
* 2019年12月 テレビ東京にて放送ドラマ「Iターン」DVD&Blu-ray発売中。
* 2020年 映画「ミッドナイトスワン」(草彅剛さん出演)公開予定。
その他、内田監督の詳しい活動内容はTwitterをご確認ください。


「idea time 5-800(ゴートゥーハッピャク)」のコーナー

「idea time5-800」は、アウトドアを最上級に楽しむ方法をLOGOSが提案するコーナーです。このコーナーのパートナーは、LOGOS人気You Tuberどっちゃんです。最近は寒い時期、冬にキャンプする事が流行ると噂を聞いたMEGUMIさん。どっちゃんに真意を聞いてみると、この噂は本当!実際に、キャンプ場を予約したくても既に満員ということも多いそうです。MEGUMIさんは「何で?!寒いのに。」と驚愕。「冬だからこその楽しみもありますし、寒いからこそ鍋が100倍美味しくなるし、焚火の醍醐味もあるし、富士山の雪化粧などの綺麗な風景はこの時期しか見られないんですよ!」と力説するどっちゃん。冬キャンプでLOGOSのアイテムで大人気なのが−15°まで耐える寝袋やアウトドア用のこたつ。アウトドア用のこたつの存在始めて聞いたMEGUMIさんはビックリ。MEGUMIさんの友達はキャンピングカーで元旦にキャンプしていたから、気持ちイイのは分かるかも、、、と歩み寄ります。

今年こそ、LOGOS LANDにMEGUMIさんを連れていきたいどっちゃんです。冬のLOGOS LANDは京都・城陽市という場所柄寒いですが、室内でテント泊が可能なので、冬でもオススメ。140mのローラー滑り台やふわふわトランポリンで遊んだり、アウトドアでは京鴨のBBQやハンバーグ作りやホットケーキを焼く体験も可能です。MEGUMIさんが気にしたのは、お風呂事情。実は、LOGOS LANDには大浴場も完備されています。女優・MEGUMIですから「大浴場使います?」と気になるスタッフ。MEGUMIさんは「行きます!全然、行きます!」ときっぱり。日常では全く気づかれず、一般の方々には身長が高いイメージがあるらしく「100人中100人が、本当にMEGUMIさんですか?こんな小さいんだ!」と驚かれるとか。そんなMEGUMIさんとどっちゃんで今年こそキャンプ、LOGOS LAND、山など一緒に行きたいと語ってくれました。

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