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2月のマンスリーゲストは、映画監督の内田英治さん。MEGUMIさんとは初めましてなのに、MEGUMIさんのマネージャーと内田監督が仲良く、お互いにマネージャーさんから色々と話を聞いてるので内田監督、曰く「仕事を2回くらい一緒にやったことがあるような感覚」。

番組では早速、内田監督が手掛けている2月にAmazon Primeで配信予定の「湘南純愛組」についてのお話。1990年代伝説のヤンキー漫画でいまだに熱狂的なファンが多い「湘南純愛組」の実写ドラマ。「大人が皆、大好きな作品ですよね」とMEGUMIさん。内田監督は総合監督・脚本を担当。黄金のコンビは寛一郎さん、金子大地さんのW主演。収録日には編集も終わり、MEGUMIさんが作品の感想を聞いてみると、「何やっても良い現場だった」と内田監督は語って頂きましたが、MEGUMIさんの印象は「内田監督の作品の撮影現場は、そういった作品が多くないですか?」とうらやましいと感想を。MEGUMIさんが出演する作品の現場は「制約がある現場が多い」から、やり放題できる現場は楽しそうで憧れるそうです。

そして内田監督のユニークな経歴のお話。11歳までブラジル・リオデジャネイロで育ち、12歳からは日本・大分にて生活を始めました。その後、上京してテレビの世界に入りADとして「たけしの元気が出るテレビ!!」を担当。ビートたけしさんが北野武としての映画監督デビューした頃で、北野作品が大好きだった監督がスタッフ募集の告知を見て、映画スタッフの募集だと思い応募したところ、映画ではなくテレビのバラエティー番組で、全く北野作品とは関係なかったと当時の思い出を楽しく振り返ってくれました。その後、ADに見切りをつけ、MEGUMIさんとも関わり深い雑誌「週刊プレイボーイ」1色グラビア(白黒ページ)で、約10年ライターとして活躍しました。実際は映画監督を目指していたのですが、当時は映画を作りたくても入口が分からなくて、脚本の専門学校に1日だけ通ったけど違和感を感じ辞めてしまったり。そんな時に、当時の週刊プレイボーイ編集長と出会って『そんなに文章書くのが好きなら毎週書け』と誘われ、1色グラビアの担当始めたら、楽しくて気づいたら10年が経っていたとか。でも、当時の1色グラビアは自由度が高くて、グラビアの方だけでなく岩井俊二さんや久石譲さんなど内田監督が会いたい人に会って、インタビューできたことが楽しかったと詳しく話してくれました。それでも、映画をやりたい気持ちを忘れず30歳過ぎて脚本を書き始め、運良くTBSのドラマ「教習所物語」で監督デビューを果たしました。ただ、所謂当時の下積み時代を経験せず、いきなりデビューできたことにMEGUMIさんは驚きを隠せず。ただ、当時は怒鳴って当たり前の技術スタッフ(カメラマンや音声など)が多く、怒られることもしばしば。新人監督が技術スタッフに納得してもらい、協力をしてもらうのは至難の業だったそうです。その経験から「助監督には一番優しい」と自分を評していた内田監督でした。他にも「俳優優先」の韓国やアメリカの撮影現場から学んだ内田監督の撮影についての姿勢の話は興味深く必聴です。

さらに内田監督のこだわりのカラーコレクターについてのお話。イギリス人プロデューサーのアダム・トレルさんと組んで仕事をすることが多い内田監督。アダムさんは、作品の色にこだわりを持っていて、内田監督とアダムさんが一緒に制作した映画「下衆の愛」では色調整(カラコレ)のプロを使いしっかり時間をかけて編集したそうです。これはアダムさんのこだわりではなく、日本以外の作品では当たり前のことらしく。。。日本映画では、カラーコレクター作業には多額な予算がかかることから、そこに予算を使わないし、時間をかけないそうですが、カラーコレクターを丁寧に行えば総予算が少ない作品でも何億もかけている映画のように見せる事も可能だと経験値を語る内田監督。そもそも日本と海外では考え方が違うらしく、海外では色調整(カラコレ)が1つのプロの技術として確立し、カラリストが監督より力があったりする重要な作業になっています。一方で日本ではあくまでもカラコレは編集機付属のプラグラミング機能で終わらせる編集作業の1つとしか認識されていないそうです。「確かに!日本の作品と海外の作品を見ると、海外の作品は圧倒的に色が綺麗だと感じてました」とMEGUMIさんは納得の声。映画製作のちょっとマニアックなお話でも盛り上がりました。

MEGUMさんが一番気になるキャスティングについて。内田監督は自身の作品では、脚本を書くことからキャスティングも担当することが多く、「『脚本とキャスティングで演出の8割は終わる』と言われるほど重要な部分。自分で書いた脚本に、ピッタリな配役をキャスティングできたら満足感がありますね~」と楽しそうな理由は、実は撮影の現場は朝早く、人も多く嫌いだからと内田監督(笑)。「世界中で大ヒットした「全裸監督」など昨今のネットで配信作品では、世界に配信されるため、日本での知名度は関係ない。役に合う役者でも配役できる。日本ではまだ誰も知らないような役者も多く出演していて、それぞれが良い味を出してますから、キャスティング冥利につきますよね」と内田監督の弁に、これにはMEGUMさんも共感。「役に合った俳優が出演すれば作品は絶対!面白くなる」とキャスティングの重要さを説いてくれました。そんな内田監督から見た"役者・MEGUM"についての印象を聞いてみました。「オーラタイプ。自然と目に入ってくる空気の人」と評し、MEGUMIさんは、意外な答えに嬉しさと喜びを爆発させていました。

【監督・内田英治さんの告知】
* 2020年2月Amazon Primeで湘南純愛組が配信スタート。
* 2019年12月 テレビ東京にて放送ドラマ「Iターン」DVD&Blu-ray発売中。
* 2020年 映画「ミッドナイトスワン」(草彅剛さん出演)公開予定。
その他、内田監督の詳しい活動内容はTwitterをご確認ください。

 

「idea time 5-800(ゴートゥーハッピャク)」のコーナー

「idea time5-800」は、アウトドアを最上級に楽しむ方法をLOGOSが提案するコーナーです。このコーナーのパートナーは、LOGOS人気You Tuberどっちゃんです。2019年一番印象に残ったアウトドアについて、どっちゃんに聞くと、You Tubeチャンネル登録者数1万人突破を記念キャンペーンで行った無人島1泊。登録者数1万人突破にMEGUMIさんが「早い!!」と驚愕!「You Tube業界では、まだまだですよ」と、話すどっちゃんですが、最近ではフェス等の会場で、売り場やお店に立ってると「どっちゃんじゃん!」など少し声を掛けられることもあるそうです。そのため普段から変な顔ができないと、人気者ならではの悩みを暴露しMEGUMIさん爆笑。

「2020年はどんな年にしたいですか?」とMEGUMIさんからの質問に、「登録者数を5万人くらいまでぐんぐん上昇させたい!」とどっちゃんですが、「数じゃない!内容だよ!」とMEGUMIさんから鋭いツッコミが。これにはブース内が大爆笑。肝心の内容は「新しい用品の使い方」として、従来の使い方ではなく、そこから発展した使い方を模索したいと話してくれました。

皆様YouTube「LOGOS公式チャンネル」の登録をぜひお願いします。MEGUMIさんが登場する日も近い?!?!

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