9月27日の「アサザイ 今日の1社」は、ジャパン・インフラファンド投資法人(9287、東証)を放送しました。
今回は、資産運用会社であるジャパン・インフラファンド・アドバイザーズ株式会社 代表取締役 佐々木 聡 様にお越しいただき、同インフラファンドの特徴から今後の成長戦略まで詳しくお話を伺いました。
ジャパン・インフラファンド投資法人は再生可能エネルギー施設を組み入れるインフラファンドとして2020年2月に東証インフラファンド市場に上場しましたが、上場時の資産は太陽光発電施設15物件で100億9,000万円、これによるパネル出力は30.4MWでしたが、上場以来継続的な公募増資により物件取得を行い着実な成長を遂げた結果、現在のポートフォリオは45物件で資産規模は568億9,000万円に拡大し、パネル出力も152.8MWと上場時の5倍以上となっています。
この資産規模の拡大に伴い、北は北海道から南は九州までアセットが分散されており、このことが同インフラファンドのこだわりである安定的な分配金につながっています。
更に基盤を盤石なものとするために早期での資産規模1,000億円を目指していますが、それにはスポンサーのノウハウの活用が欠かせず、丸紅グループの再生可能エネルギー発電事業における幅広い知見とノウハウと、またみずほグループの総合金融グループとしての国内外での強固な顧客基盤とネットワークを活用し、まずはFITの太陽光を中心に拡大を進めていく方針です。またその一方で、長期的にはポストFITも見据えて非FITの太陽光発電設備や太陽光発電設備以外の再生可能エネルギー発電設備である風力・バイオマス・水力発電所等のインフラ資産の組入れも検討し、ポートフォリオの更なる多様化により成長を加速していくことも考えています。
「再生可能エネルギーに投資する上場インフラファンドへの投資を通じて地球環境に貢献することもできる」と語る佐々木代表。2024年1月に導入される新NISAと相まって資産形成の一つの選択肢としてますます注目される同インフラファンドにアサザイも引き続き注目していきたいと思います。
■本インフラファンドが組み入れる主な太陽光発電設備
▼福島石川太陽光発電所
パネル出力:20,991.96kW
パネル設置数:63,612枚
発電出力:17,000.00kW
JR水郡線「磐城石川」駅の北方約3.3kmに所在。
▼岩手五葉山太陽光発電所
パネル出力:19,828.80kW
パネル設置数:73,440枚
発電出力:18,000.00kW
三陸鉄道リアス線「盛駅」の北方約14kmに所在。
▼京都京丹波太陽光発電所
パネル出力:12,009.80kW
パネル設置数:45,320枚
発電出力:9,990.00kW
JR山陰本線「下山」駅の南西方約11kmに所在。
~Podcast配信のお知らせ~
本日の放送はPodcast配信にて早速アップされております。
■投資法人ウェブサイト
ジャパン・インフラファンド投資法人 https://ji-fund.com/
ジャパン・インフラファンド・アドバイザーズ株式会社 代表取締役 佐々木 聡 様と