7月26日の「アサザイ 今日の1社」は、トーセイ・リート投資法人（3451、東証）を放送しました。

今回は、資産運用会社であるトーセイ・アセット・アドバイザーズ株式会社のＲＥＩＴ運用本部長　トーセイ・リート投資法人 執行役員 大河内 幸貴 様にお越しいただき、同リートの現在の取り組みから今後の成長戦略まで詳しくお話を伺いました。

同リートは日本の不動産市場における「膨大な既存建築ストック」のうち中小規模のオフィス、商業施設、住宅及び物流施設を投資対象とする、総合型リートです。直近４年程は、住宅の安定性や成長性に着目し保有割合を増やし、全体のポートフォリオに占める住宅の割合を50%近くまで引き上げてきました。こういった取り組みも寄与し、昨今の新規オフィス建築による需給悪化やコロナ下でのオフィスニーズ低下と言った影響を最小限に食い止めながら、常に予想を上回る安定した分配金を支払うことが出来ています。

スポンサーであるトーセイのコアコンピタンスである、『目利き力』、『リーシング力』、『再生力』を最大限に活用し、その膨大な既存不動産ストックの中から磨けば光るものを見つけ出し、それを活用・再生するというのが同リートのコンセプトですが、これはJリート市場の中でも特色のあるもので、膨大な環境負担が発生するスクラップ＆ビルドの時代から、不動産の性能を長期に亘って維持し活用していくことにスポットライトが当たる時代に世の中も変化しつつあるなかで、正に同リートの物件運営はこの時代の流れに合ったものであり、この地道な活動こそが真の環境に優しいＥＳＧであるというのが同リートのポリシーでもあります。

「築年数が経過した物件の価値を向上させることは、口で言うほど簡単ではないが」としながらも、着実に安定した分配金を実現してきた同リートならではの地道な活動にアサザイも引き続き注目していきたいと思います。

■本リートが組み入れる主な物件

▼T's garden北柏

JR常磐線「北柏」駅より徒歩約12分。「北柏」駅からJR常磐線（東京メトロ千代田線に乗り入れ）で「大手町」駅まで直通約50分、また隣の「柏」駅でJR常磐線快速（上野東京ライン）に乗り換え、「上野」駅まで30分強、「東京」駅まで約45分であり、都心への接近性は比較的良好です。

元企業社宅であった建物に対し、室内外のフルリノベーション(バリューアップ工事)を行い、1号棟(9階建)、2号棟（13階建）、3号棟(4階建)の全149戸とメールコーナー棟(平家建)の4棟の建物からなる一般向け賃貸マンションに転用しました。

▼ルミエール３番館

JR京浜東北線「蕨」駅より徒歩約16分、バス利用で「蕨」駅より約５分程度。３LDKの 62.4㎡タイプを中心とする賃貸マンションです。

近隣地域周辺には「イオンモール川口前川」が存し、日用品からファッション、家電、家具等が揃っています。また、スーパーマーケットやドラッグストア、コンビニエンスストアも比較的近隣に存する他、小中学校、病院等も徒歩圏内にあり、ファミリー層にとって主要施設へ接近性は良好です。

▼関内トーセイビルⅡ

JR根岸線「関内駅」、横浜市営地下鉄「関内」駅、みなとみらい線「馬車道」駅からいずれも徒歩圏内で複数路線が利用可能です。

横浜市役所本庁舎や中区役所等の行政施設が集積するエリアに立地しています。

貸室内は無柱空間のため、オフィスレイアウトの利便性は高く、事務所ビルとして十分な競争力を有しております。

～Podcast配信のお知らせ～

本日の放送はPodcast配信にて早速アップされております。

■投資法人ウェブサイト

トーセイ・リート投資法人　https://tosei-reit.co.jp/

トーセイ・アセット・アドバイザーズ株式会社ＲＥＩＴ運用本部長　トーセイ・リート投資法人 執行役員 大河内 幸貴様と