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朝イチマーケットスクエア「アサザイ」

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6月28日の「アサザイ 今日の1社」は、サンケイリアルエステート投資法人(2972、東証)を放送しました。

 

今回は、資産運用会社である株式会社サンケイビル・アセットマネジメントの代表取締役社長でありサンケイリアルエステート投資法人の執行役員も兼任される 太田 裕一 様にお越しいただき、同リートの現在の取り組みから今後の戦略などについて詳しくお話を伺いました。

 

同リートは主たる用途をオフィスビルとしつつ、ホテル、住宅、商業、ヘルスケア施設、物流施設なども投資対象としている総合型リートです。20193月の上場以来、主軸のオフィスビルの取得を中心に成長を遂げてきた同リートですが、昨今のオフィス市況や実際に一部のビルで発生したテナントの退去なども踏まえて、現在はポートフォリオのリバランス、すなわちオフィスビル中心から少しずつ本来の総合型にシフトしていく取り組みに着手しています。

 

実際に、今年3月には分配金安定化施策と銘打った取り組みの第1弾としてスポンサー開発の築浅物件の未保有部分の追加取得に加え、スポンサー開発の物流施設である「SANKEILOGI摂津」を同リートとしては初の物流施設として取得し、アセットタイプの分散とオフィスビル比率の低下を進めました。

 

 同リートは日本有数のメディアグループであるフジ・メディア・ホールディングスに属するサンケイビルがスポンサーですが、サンケイビルは総合デベロッパーとしてハイグレードミッドサイズオフィス「S-GATE」シリーズに代表されるオフィスビル開発だけでなく、「LEFOND(ルフォン)」と呼ばれる住居関連や、ホテルの開発から運営、グループ子会社を通じた「ウェルケアガーデン」「ウェルケアテラス」等の有料老人ホームの運営、先般取得した物流施設 「SANKEILOGI(サンケイロジ)」シリーズ、その他複合施設やデータセンターまで、様々なアセットタイプを手掛けています。こういった背景を考えると、同リートがスポンサーのサポートを受けながら本来の総合型へシフトしながら成長していくことには蓋然性があるように思えます。

 

現在、同リートはスポンサーとの協働を含めた「リバイバル プラン」の策定に着手しており、今年10月に予定する今期第9期の決算発表までにはその全容を公表するとしています。現状を真摯に見つめ、必要な変化を行い、投資家の期待に応えるべく取り組む同リートの今後の一手にアサザイも注目していきたいと思います。

 

 

■本リートが組み入れる主な物件

 

S-GATE秋葉原

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4駅8路線利用可能、伝統的な業務集積地である秋葉原エリアに立地。サンケイビルが開発するハイグレードミッドサイズオフィスのシリーズで、外観は重厚なグリッドデザイン、また同規模ビルには採用されることが比較的少ない3重セキュリティも実装しています。

 

▼ホテルインターゲート東京 京橋

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JR「東京」駅八重洲口側に位置し、JR各線以外にも33路線利用可能、「羽田空港」や「成田空港」からのアクセスも良好。開発はサンケイビルで、運営管理はサンケイビルグループのグランビスタ ホテル&リゾートが担っています。

 

SANKEILOGI摂津

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近畿自動車道「摂津北 IC」から約 1.2km(自動車で約3分)、同「摂津南 IC」から約2.4km(自動車で約6分)、名神高速道路・中国自動車道・近畿自動車道「吹田 JCT」からも約5.2km(自動車で約 13 分)に立地していることから、大阪都心部及び京都・神戸エリアへの交通アクセスも良好であり、都市間輸送の中継地として優れた立地特性を有しています。また大阪モノレール「摂津」駅から徒歩6分と通勤利便性が高く、大阪内陸の中核都市として背後に住宅地域も広がっていることから労働力の確保にも適した環境にあります。

 

 

Podcast配信のお知らせ~

本日の放送はPodcast配信にて早速アップされております。

 

■投資法人ウェブサイト

サンケイリアルエステート投資法人 https://www.s-reit.co.jp/

 

サンケイリアルエステート投資法人 代表取締役社長 太田 裕一 様と

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