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朝イチマーケットスクエア「アサザイ」

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5月10日の「アサザイ 今日の1社」は、明光ネットワークジャパン(4668・東証プライム)を放送しました。

 

今回は、代表取締役社長 山下 一仁 様にお越しいただき、事業内容やパーパス等についてお話を伺いました。

 

井上哲男より取材後記が届いております。ぜひご覧ください。

 

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明光ネットワークジャパン(4668)(東証プライム市場)

ラジオNIKKEIにて収録

お相手は、代表取締役社長の 山下 一仁(やました かずひと)様

 

「人の可能性をひらく企業グループ」

 

▼時代のニーズを見据えた"ヒト"に関わる多くの事業

 会社設立は1984年。「教育・文化事業への貢献を通じて人づくりを目指す」、「フランチャイズノウハウの開発普及を通じて自己実現を支援する」という2つの経営理念のもと行ってきた「明光義塾」の展開で知られているが、その個別指導塾「明光義塾」の教室数は、全国で1,781教室(直営、FCの合計)を数える。

 

 しかし、同社はこの「明光義塾」の他にも、AIタブレットと個別指導塾を掛け合わせた自立学習RED、英語・プログラミングに特化したスクールの運営、幼児・学童・スポーツ事業、日本語学校事業、大学入試・大学教育に関する支援事業、デジタルマーケティング&DX事業、人材紹介・人材派遣・外国人支援・人材教育・研修事業など、"ヒト"に関わる多くの事業を行っている。

 

 この事業範囲の後半の部分については、意外感を持たれた方もいらっしゃると思うが、少子高齢化という現在の日本が抱えている課題は、そのまま「働き手の減少」を意味することから、今後ますます企業間での顧客及び働き手の争奪戦が加速すると同社は想定しており、このような社会環境の急速な変化に対応する戦略のカギとして、顧客と働き手というフィールドで時代のニーズを見据えたサービスを提供する様々な事業を創造することを目指しているのだ。

 

▼「やればできる」の記憶をつくる

 そのことが示されているのが同社の「Purpose」(パーパス)である。

 多くの企業が"在りたい姿"である「ビジョン」を掲げ、果たすべく「ミッション」を開示しているが、ここ数年、これに加えて自社の"存在理由、存在目的"として、この「パーパス」を開示する企業が増加している。

 

 同社のそれは、「やればできる」の記憶をつくるというもの。

 わずかでも、少しでもいい。やったらできたというその積み重ねが記憶となり、頑張れば報われるという実感は、その人の人生において勇気や希望につながる。明光で過ごした時間が、そのような"宝物"となって欲しいという願いは、同社が「人の可能性をひらく企業グループでありたい」ということであり、前述した"ヒト"に関わる多くの事業領域での活動の精神的な支柱ともなっていると私は考える。

 

0歳から高校生、その後の人生における就業という長い時間を伴走する

 このことは、海外展開においても言える。これまで、2011年より韓国、2015年から台湾で個別指導塾事業を展開してきたが、昨年8月にベトナムにMEIKO NETWORK VIETNAM COMPANY LIMITEDを設立した。これは、個別指導の学習塾ではなく、同社が外務省から受託している経済連携協定(EPA)に基づき、訪日前のベトナム人看護師・介護福祉士候補者に対する日本語研修事業を行っているのだ。

 

 そして、同社はこの413日に、神奈川県を基盤としている同業の(株)城南進学研究社と業務提携を結んだ。これは、(株)城南進学研究社が行っている乳幼児向けの教室を、明光ネットワークジャパンが全国で行っている直営・FC教室においてチェーン展開するという意図がある。

 

 お分かりであろう。小学生から高校生までを対象としていた同社の事業領域は大きく変化している。これにより、0歳から高校生、そして、その後の人生における就業という長い時間、同社は伴走することになる。

「人の可能性をひらく企業グループ」。その願いを遂げるための歩みは着実に進んでいる。

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取材後記は以上です。いかがでしたか。

本日の放送はPodcast配信にて早速アップされております、是非お聴きください!

 

それでは来週もお楽しみに!

 

(関連ウェブ)

■明光ネットワークジャパン IRサイト https://www.meikonet.co.jp/ja/ir.html

 

代表取締役社長 山下 一仁 様と

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