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朝イチマーケットスクエア「アサザイ」

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 8月26日の「アサザイ 今日の1社」はタカラレーベン・インフラ投資法人(9281・東証)を放送しました。

 今回は、タカラアセットマネジメント 代表取締役社長 高橋 衛 様にお越しいただき、第一号ファンドとしてのこれまでの歩みや分配金方針・成長戦略・ESGへの取り組み等について、詳しくお話を伺いました。

~東日本大震災以降に高まった再生可能エネルギーの注目度~
 同社は、太陽光発電設備を主とする再生可能エネルギー発電設備等へ投資を行っているインフラファンドで、2016年6月2日に東証の上場インフラファンド市場に第1号として上場しました。
 この市場は、東日本大震災以降、再生可能エネルギーの導入によるエネルギー自給率の向上や火力発電時における温室効果ガスの抑制という政策がとられるなか、エネルギー源の多様化やインフラの整備・運営について民間の資金やノウハウを活用し、広く民間資金を呼び込む場として大きく期待されています。
 同社も上場時に、「発電所10施設、取得価格で約80億円」であった資産規模が、現在「32施設、資産規模452.4億円」と上場時の約5.6倍に、そして太陽光パネル出力の合計も上場時の「17.8MW」から約6倍である「106.6MW」にまで拡大するなど順調な成長を続けています。

 それでは同投資法人の代表物件をご紹介します。ぜひご覧ください。


▼LS那須那珂川発電所







・所在地:栃木県那須郡
・取得価格:8,315百万円
・パネル出力:19,800.00kW
・取得年月日:2017年6月1日


▼LS塩谷2発電所










・所在地:栃木県塩谷郡塩谷町
・取得価格:4,797百万円
・パネル出力:11,469.60kW
・取得年月日:2019年12月2日


▼LS広島三原発電所










・所在地:広島県三原市
・取得価格:4,500百万円
・パネル出力:11,216.70kW
・取得年月日:2019年12月2日
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~タカラレーベンのノウハウを活用し着実な成長を目指す~
 現在、同社はタカラレーベンが有する再生可能エネルギー発電設備の運営ノウハウやブランド力の活用等の様々な支援を受け着実な成長を続けています。
 スポンサー開発案件は、全国48か所、パネル出力累計で約190MWの実績があり、スポンサーによる全保有物件及び将来取得物件に優先売買交渉権がついております。このパイプラインを有効に活用し、セカンダリーマーケットからとあわせて年間で約20MW~約40MWのパネル出力施設の取得を目指しています。

 また、JCRからは「A-」の発行体格付を取得しておりますが、2019年12月23日付けの見直しで、今後の見通しが「安定的」から「ポジティブ」に格上げされました。

 ESGの取り組みでも、GRESBインフラストラクチャー部門に昨年初めて参加し、世界全20ファンド中・第2位、アジア地域では第1位と評価され、アジア地域におけるセクターリーダーに選出されています。

 今後も、ESG、SDGsを意識した持続的な社会の実現に寄与しつつ、安定的なキャッシュフロー及び収益を維持し、さらに投資商品としての魅力が増すように資産規模を拡大するとともに、純利益に基づく配当を心がけて投資主価値の最大化を図ってゆけるよう引き続き運用を行うと語る同リートの取り組み、アサザイも注目してゆきたいと思います。

~Podcast配信のお知らせ~
本日の放送はPodcast配信にて早速アップされております。是非お聞きください。
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(ウェブサイト)
タカラレーベン・インフラ投資法人 ウェブサイト


▼タカラアセットマネジメント 代表取締役社長 高橋 衛さまと