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 2月27日の「今日の1社」は、GLP投資法人(3281・東証)を放送しました。

 今回はGLPジャパン・アドバイザーズ 代表取締役社長 辰巳 洋治 様 にお越しいただき、物流施設の魅力・市場動向・強み・今後の成長戦略について詳しくお話を伺いました。

~先進的物流施設とは~
 同社は、グローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッドの日本法人日本GLP株式会社をスポンサーとする物流施設特化型J-REITです。その中でも、同社が所有者になって賃貸を行っている物件は「先進的物流施設」になります。

 先進的物流施設とは、「大規模かつ機能的な設計を備えた賃貸用物流施設」と定義されており、「延床面積10,000㎡以上」で一定以上の「天井高」、「床荷重」が求められる「大規模かつ機能的な設計を備えた賃貸用物流施設」です。Amazon、楽天に代表される「Eコマース」を背景にその需要が拡大している成長分野である一方で、日本の全倉庫面積の5%以下程度とその物件数はまだ足りておらず今後の成長が期待できる分野です。

 それでは同リートの代表物件をご紹介します。ぜひご覧ください。

GLP 杉戸 Ⅱ







 賃貸可能面積が約30,600坪で、分割賃貸も可能なマルチテナント型の大型物流施設です。2つのランプウェイにより各階へスピーディにアクセスでき、1フロア当たり最大約5,700坪の利用が可能です。また、階高6.5~6.7m、柱スパン10m、床荷重1.5~2.0t/㎡と高いスペックを有し、ドックレベラー、トラックの待機スペース、屋上駐車場を備え、食堂や売店のアメニティ施設も充実しており、極めて競争力の高い先進的物流施設です。


▼GLP 大阪









 トラックが各階へ直接アクセス可能なダブルランプウェイを備えたマルチテナント型施設であり、かつ免震構造を採用するなど優れた防災機能を有します。24時間365日の有人管理防災センターによる高いセキュリティに加え、レストラン、売店、喫煙ルーム等、就労者向けアメニティも充実しています。


▼GLP 東京 Ⅱ









 本物件は、都心から約6.5kmの好立地にあり、国道357号線(通称湾岸道路)や国道14号線(通称京葉道路)及び各高速道路網に接続可能な首都高速湾岸線「新木場」ICから至近であり、東京都心部や東京港、羽田空港へのアクセスにも優れています。また、東京メトロ東西線「南砂町」駅へ徒歩圏内であることや、商業施設や住宅街から近いことから、雇用の確保も容易であり、物流施設用地として優れた立地条件及び希少性を有しています。


~現代の社会における物流ニーズに応える~
 同リートは購入済みの物件においても、高い稼働率の継続と賃料の増額を実現しており、直近の稼働率は99%超、昨年8月期の賃料上昇率は4.5%と、内部成長も極めて順調に推移しています。
 格付けもJCR社から全62リート中、およそその四分の一である15リートのみが保有する高い格付けである、AAフラット(安定的)の格付けを付与されています。
 GLP投資法人という豊富な物件を保有するスポンサーの強みを生かし、ある程度優先的にスポンサーの良質な物件を購入する機会があり今後の成長がますます期待されます。Eコマース企業と物流企業との価格交渉、トラックドライバー不足、物流価格の高騰による商品の値上げ等、時代の流れとともに、ますます必要とされる物流インフラの今後の展開に注目してゆきたいと思います。

~オンデマンド配信のお知らせ~
 本日の放送はオンデマンド配信にて早速アップされております。是非お聞きください。
アサザイ(2019.2.27放送分) ゲスト企業:GLP投資法人


GLPジャパン・アドバイザーズ 代表取締役社長 辰巳 洋治 さまと