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藤島大の楕円球にみる夢

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4月のゲストは、リコーブラックラムズ東京のフッカー武井日向主将だ。東京・世田谷区にあるグラウンドの横にあるコミュニティハウスでスポーツライターの藤島大氏が話を聞いた。

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昨季は、加入2年目で主将に抜擢された。主将2期目の今季は、プロ転向して臨んでいる。

「ブラックラムズらしさ」にこだわってきたチームのここまでの試合を振り返ってもらう。倒されても何度でも立ち上がる姿勢、泥臭さ。チームのDNAに立ち返って結束を強めてきた。

まだチームは成長過程だが、勝負どころでプレーに集中し、スタジアムを黒に染めてくれる「ブラックラムズ・ファミリー」の応援を力に変えて「勝ち切れるチームを目指したい」と語る。

自身は、第4節以降、負傷で出場がなく、もどかしい思いを抱えている。この試練の時間を明日への原動力に変えて、いましか出来ないことに目を向け、ひたむきな努力を継続している。

武井日向。1997年6月17日生まれ、栃木県佐野市出身。小学3年からラグビースクールでプレーを始めた。中学では学業「オール5」で将来は医師を目指していたが、卒業時に「勉強を捨てて、ラグビーの道で生きていく」という覚悟を決め強豪校の国学院栃木高校に進んだ。ナンバー8として3年連続で花園に出場している。明治大学ではフッカーに転向した。3年時に大学選手権優勝、4年時には主将を務めている。

卒業後はリコーブラックラムズ東京に加入した。2021年秋は将来性を見込むナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS)として日本代表合宿にも参加した。ジュニアジャパン、U20日本代表にも名を連ねてきた。171センチ、97キロ。

番組後半は、今年創部100年を迎えた明大ラグビー部の故・北島忠治氏の教えと理念についてたどりながら、紫紺のジャージーで活躍した大学時代を語ってもらう。


▽ラジオ番組について:
ラジオNIKKEI第1で4月3日夜6時から全国へ放送。ラジコ(radiko)のサービスを利用して、PCやスマートフォンなどで全国無料にて放送を聴ける。音楽が聴けるのは、オンエアのみの企画。放送後も、ラジコのタイムフリー機能やポッドキャストで番組が聴取できる。10日の同時刻には再放送がある。「Paravi(パラビ)」では11日から動画での配信を予定している。