4月14日【大人のラヂオのご案内】
第2週目のこの時間は、"肝臓"に焦点をあてお送りします。
進行は、東京肝臓友の会事務局長の米澤敦子さん。東京肝臓友の会スタッフの古川祥子さん。
今回は、「B型肝炎」に焦点をあてて、東京大学医科学研究所教授の四柳宏先生にご解説をいただきます。
尚、東京肝臓友の会の詳細は、下記アドレスをクリックください。
http://tokankai.com/
【放送をリアルタイムで聞く】
番組は、radikoからお聞ききいただくことができます。
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【オンデマンド配信メニュー】
以下、今回の番組各コーナーは、以下のよう内容のラインナップでオンデマンドでお聞きいただけます。
(尚、オンデマンドの音声配信はすべて放送終了後の配信となります。 また、ポッドキャストのiTunes からの配信はこちらをクリックください。)
番組内の各コーナーを聴く4月14日放送①前半(オープニング、B型肝炎)
4月14日放送②後半(出演者紹介、音楽、質問 エンディング)
今回は、東京肝臓友の会事務局長の米澤敦子さん、同スタッフの古川祥子さんに進行いただきます。
今回は、「B型肝炎」に焦点をあてお送りします。
解説は、東京大学医科学研究所教授の四柳宏先生です。
①前半の音声配信では、「B型肝炎による疾患・治療」等について、四柳先生にご解説いただきます。
尚、医学用語としては、インターフェロン治療、HBs抗原、核酸アナログ などが出てまいります。
②後半の音声配信では、ゲストの四柳先生のプロフィールのご紹介、B型肝炎疾患、感染症をご専門とされたいきさつ、忘れられない患者さんの思い出、そして、ご趣味の合唱についてお話しを伺います。 尚、オンデマンドの音声配信はすべて放送終了後の配信となります。 また、ポッドキャストのiTunes からの配信はこちらをクリックください。オンデマンド、ポッドキャストでは、オンエアーでは放送しなかった部分を配信したり、また、著作権の関係で削除している場合がありますので、実際の放送尺とは相違する場合があります。
【四柳宏氏 プロフィール】
東京都出身、東京大学医学部卒業。
東京大学第一内科入局、聖マリアンナ医科大学、米国・ジョージタウン大学、東京大学感染症内科等を経て、
現在、東京大学医科学研究所先端医療研究センター長・教授。
専門は、ウィルス肝炎等を中心とするウイルス疾患。
主な著書に「ウィルス可燃感染防止ガイドライン」等がある。少年時代の夢は医師になること。趣味は、音楽鑑賞、合唱。
【米澤敦子氏 プロフィール】
NPO法人「東京肝臓友の会」事務局長。明治大学文学部独文学科卒。
元C型肝炎患者。厚労省研究班「肝炎患者に対する偏見や差別の実態を把握し、その被害防止のためのガイドラインを作成するための研究」(龍岡資晃 研究代表者)、「集団生活における肝炎ウイルス感染予防ガイドラインの作成のための研究」(四柳宏 研究代表者)に分担研究員として参加。「東京都ウイルス肝炎対策協議会」委員、厚労省「肝炎対策推進協議会」委員。
患者会の方々からの質問(Q)と四柳先生からのお答え(A)
(詳細は、ポッドキャスト、オンデマンド配信での音声でお聞きください。また、オンエアーでは、番組尺の制限があり、質問7に関してご解説をいただきました。)
エンテカビルを服用して6年。ウイルスは検出セズでもう3年になるが、このまま飲み続けなければならないのか。肝数値も低く安定していて順調。
A)中止するには専門家との丁寧な連携が必須。
質問2
ラミブジン+エンテカビルを服用。HBV-DNA未検出。腎機能は問題なし。核酸アナログを飲み始めて10年経過。まだS抗原を下げたいのだが薬剤を変えるべきか。テノホビルなのかTAFなのか。
A)TAFはTDFに比べて非劣性のエビデンス、それも48週のものしかない腎機能に問題なければ継続がよい。
質問3
エンテカビル服用して3年経過。現在ウイルス2.1。検出せずになったことはない。このままで大丈夫か。この状態から検出せずになるのか、状態が悪化することがあるのか不安。GOT:18 GPT:13 PLT:13.8
A)年齢や基礎疾患にもよるがTDFへの切り替えも一つの選択肢。悪化の可能性は低い。
質問4
現在ウイルスは検出セズでセロコンバージョンしている。これから新しい仕事が始まり社会的なつきあいが必要になってくるが、お酒のことについて教えてほしい。
A)アルコールは極力避けるべきだが、社交でどうしても必要であれば1杯だけと線を引いてほしい。
質問5
息子がエンテカビルを服用してから5年くらいになる。このたび第2子を授かった。第1子はエンテカビルを飲む前にできた。胎児への影響が心配。
A)影響があるというエビデンスは男性の場合ない。
質問6
妊娠、出産を予定している女性。核酸アナログを服用するよう主治医に進められているが胎児への影響はどうなのか。
A)TDFであれば問題はないが、投与開始から長期間がたち、腎臓に対する影響がないかどうかは考える必要がある。
質問7
50代前半で肝臓がんができた。キャリアの状態で数値が安定していたのに発がんし、びっくりした。そのようなことはあるのか。再発が心配。現在エンテカビルを服用。
A)決して割合は高くないがゼロではない。エンテカビルを服用することで再発のリスクを下げることは可能。
【ご意見、ご感想】等の募集
番組では、皆さまからのご意見、ご感想、各疾病に関する疑問、質問、そして、音楽のリクエスト(大人の音楽のコーナー)等を募集しております。右欄にあります、「ご意見・お問い合わせ」からご投稿ください。
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