*Day1(台北~礁溪(宜蘭)74キロ)
小雨、午前山上り。お茶の産地(坪林)で昼食(茶葉を使った料理で大満足)、午後は山下り、「日本より寒い」とブルブル震える人多し。ゴールの礁溪の山泉大飯店温泉に着くと、早速温泉で温める。夕食は礁溪甕窯雞(調味液に漬け込んだ丸ごと1匹の地鶏を窯でいぶし焼きにしたもの)を囲みながら、親睦。
*Day2 礁溪(宜蘭)ー瑞穗(花蓮)77キロ
早起きし列車移動(宜蘭の礁渓駅から花蓮駅)、自転車のまま列車内に持ち込めるサイクルトレインに大盛り上がり!日本よりだいぶ進んでいる。列車区間の一帯は、23kmにわたって高さ約1000の断崖絶壁が連なる「清水断崖」の絶景地で有名。道幅狭く、暗いトンネルと、集団走行には心配。美しい景色を列車の窓から堪能。初日の疲れを列車で癒す。花蓮駅から慶修院へ。ここは日本統治時代に吉野村に移住した日本人が建立した布教所。自転車に乗り始めたら雨がパラパラと降ってきて、2日目にして環島の雨と向かい風の洗礼を受ける。昼食は台湾でいち早く黄金シジミの養殖を始めた立川漁場でシジミのバジル炒めを満喫。
午後は、2025年9月の台風18号の甚大な洪水被害にあった光復郷へ。工事用車両が通るせいか、道路に土砂が多く、途中、簡易雨ガッパで、跳ね上がる汚れを避ける。瑞穂に到着。汚れた自転車はスタッフが一生懸命洗って、水気を拭き取り、オイルをつけて明日に備える。宿泊場所は緑がいっぱいの柚畑の中に建つ蜜滋賀温泉ホテル。各部屋に特大の浴槽があって、お湯はもちろん温泉!明日の走行距離は100キロ越えるので、「黄金美人湯」に浸かる。
*Day3 瑞穂(花蓮)ー台東市 115キロ
無事全員完走!明日はいよいよ寿峠越えで屏東へ。晴れますように。途中向かい風や雨で大変でしたが、全員で環島スタート後の初めての100キロ越えを走り終えることができました。道ゆく人からたくさんの「加油!」の声をかけてもらい、私たちも「感謝台湾」と言いながら、台湾の人々との交流を輪を広げています。
Day4 台東市ー屏東・枋寮
走行距離が最長、東西への峠越えとなる「寿峠」にチャレンジ。金峰郷の介達小学校を目指す。介達小学校は2022年から茨城県・大子町生瀬小学校と月一回オンライン交流。両校ともに自然豊かな環境、全校生徒30名ほど。介達小学校は原住民の子どもたちが多く、踊りや合唱、運動で全国コンクールで優秀な成績を収めている。生瀬小学校のみなさんが書いた手紙や大子町の特産品のりんごを使った飴を届けた。介達小学校のみなさんは"勇士礼賛"を踊ってくれた。
昼食後は最大の難所・寿峠(標高470メートル)一気に登る。E-baikeに乗っている参加者は余裕の笑顔でぐんぐんと登っていきますが、ロードバイクの人のなかにはちょっと苦しそう。約12キロの峠道を走り切る。山を降りるとそこは屏東県。眼前に広がるのが台湾海峡です。マンゴー畑を眺めながら宿泊地・枋寮に到着。
Day5 屏東・枋寮ー高雄 64キロ
短い距離ながら中身ぎっしり。潮州では日本建築を活用した三平珈琲に立ち寄る。芸術家の日台夫婦(kikoさんとhisaeさん)経営するお店、スパニッシュオムレツとコーヒーを楽しむ。お店の建築にメンバー感激。屏東大学(陳永森学長や職員・教員)のみなさんが竹田駅まで一緒にライド。先住民が作ったかわいらしいポーチのプレゼントされる。竹田駅では屏東県政府の方々が特産品である醤油を使った醤油味のアイスクリームとコーヒーで出迎えてくれる。駅横にある「池上文庫」も視察。月末に閉鎖予定。
ランチは高雄市郊外にある紅毛城保安堂で高雄の「樋口おにぎり」。台湾きっての有名なおにぎり店。魚沼米のおにぎり。そこで保安堂や安倍晋三元首相の銅像についても解説も受ける。その後、目的地高雄へ。高雄市警察が誘導してくれる。
夜は、今回のツアーのメインイベントとも言える「感謝台湾 日台友好の夕べ」。台湾一周もとうとう半分。
Day6 高雄-嘉義 124キロ
私にとっての第二の故郷・台南を走る一日。立法委員の郭国文さんが一緒。"お尻が痛い"と言いながらも、台南までの60kmを見事完走。台南では黄偉哲市長をはじめ、市政府の方々が記者会見の場から昼食、お土産まで準備。ありがたい限りです。私の台南のお父さん・マルヤンさんと妹Sammyさんたちの大横断幕。メンバー全員にオリジナルのマグカップや飲み物の差し入れ。
昼食後は民宿オーナーはじめ、民宿協会の面々が一緒に後壁まで併走。ちなみに彼らはYouBike!でもロードバイクに負けない速さで走る。向かい風がきつかったが、心温まる一日でした。感謝台湾・感謝臺南!
Day7嘉義-台中 104km
環島日程も3分の2。疲れはピーク。北からの向かい風にもうまく対応。嘉義を出発して向かったのが台中。およそ100キロ。最初に立ち寄ったのは大林製糖工場跡地。日本時代から名産のサトウキビから製造してきたところ。観光資源として活用。「氷棒(アイスクリーム)」が売ってる。二種類(ピーナッツとタロイモ)の味から一つを選ぶ。お昼はちょっと趣向を変えてパスタ。毎日、中華料理が続くと、日本人としては別の味も食べたくなるもの。ちょうど休憩地点の彰化・田尾で見つけた植物園に併設されたイタリアン。菁芳園綠生活というお店へ。https://maps.app.goo.gl/VGPTWdbzmN457P3W9 パスタやリゾットなどを食べる。
午後の休憩地点の埔鹽・順澤宮でも盛り上がりがありました。彰化・埔塩の順沢宮は、通称「帝爺公」と呼ばれる北極玄天上帝を祀っている。ノルウェーのトライアスロン選手グスタフ・イデンさんが、日本を訪れたときに路上で拾い、これをかぶって国際試合に出たところ次々と優勝したことから、「冠軍帽」あるいは「神帽(=神の帽子)」と呼ばれるようになる。メンバーもこの帽子を宮の方から贈っていただき、被って向かい風のライドに立ち向かう。見事104キロを完走。 環島は、グルメを楽しめ、訪れることができない場所に行く機会。環島は認識台湾の最良の方法です。
Day8 嘉義-新竹 105キロ
台中といえば「ジャイアント」。ジャイアントの本社と「自転車文化探索館(自転車博物館)」を訪れる。立派な白亜の建物の前で出迎えてくださったのは、「感謝台湾 日台交流の夕べ」にも出席されたボニー・ツーさん。彼女は、女性サイクリストのためのサイクリングブランド「Liv」を立ち上げたジャイアントグループの前会長。日本各地のサイクリングロードを走り、交流を進めてきました。博物館の入り口には、今年の2月25日にご逝去されたジャイアントの創設者・劉金標(キング劉)氏の特別展が開催中で、私たち全員がサインした横断幕をお悔やみの品として、お渡した。
お昼はマクドナルド!店長さんが特別なポスターを作成し歓迎。久々のファーストフードにみんなニッコリ。
新竹までの道のりは、晴れていても向かい風が強く、さらに緩やかなアップダウンが延々と続くので、心が折れそう。互いに声を掛け合って前へ前へ。
全員で迎える夕食は今日が最後です。有名な客家料理のお店。
「台湾一周の環島をしなければ、台湾人ではない」というスローガンを掲げ、15年かけて、台湾の「環島文化」を根付かせた人物。
参加者全員がこれまで走ってきた感想や思いを話す。サポートしてくれた6名のスタッフに感謝。泣いても笑ってもあと一日。
Day9 新竹から台北へ
長かった自転車一周台湾環島の旅もとうとファイナル。新竹から台北までの87キロ。桃園から台北に行くまでには厳しい山道。難なく300Mほどのヒルクライムをクリア。ランチは桃園の観光名所である大渓老街を訪問です。カキオムレツやタピオカミルクティーなどの台湾名物を堪能。
午後は石門水庫の美しい水と緑の景観を横目に、一気に下り基調の快適ライド。台北圏内に入る直前に、サイクリストグループ『鉄馬倶楽部』の皆さんも合流。私たたちにとって最後の休憩地点である河川敷にサプライズ。音楽に長けているサイクリストグループの皆さんがジャズの演奏。 そして一路ゴールの自由広場へ。あと3キロ、あと2キロと近づいていくなかで、メンバーからは「もう終わってしまうのか」「ちょっと寂しいね」などのコメントが相次ぐ。
900キロのゴールを目指して蓄積した疲労に苦しみながら走ってきたのに不思議なものです。もとから、ここをゴール地点にすることは最大の目標の一つでした。それはなんといっても写真映えするからです。嬉しいことにこの日は快晴。ゴールしてからの完走式は、輝く青空、真っ白の牌樓のもと、完走証とメダルがそれぞれに手渡され、8泊9日の環島を完走することができました。
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