2022年1月14日【大人のラヂオのご案内】(otonanoradio)【健康医学のコーナー】
第2週目のこの時間は、"肝臓"に焦点をあてお送りします。
今回は、国立国際医療研究センター研究所・ゲノム医科学プロジェクト長(兼・名古屋市立大学大学院教授)の溝上雅史先生と、東京肝臓友の会の及川綾子さんをゲストにむかえてお送りします。
進行は、東京肝臓友の会事務局長の米澤敦子さん。
番組中に出てくる医学用語・インターフェロンとは、、、、、
インターフェロンは、ウイルス感染に際して生体内でリンパ球などから産生され分泌されるサイトカインである。抗ウイルス作用、細胞増殖抑制作用、抗腫瘍作用、免疫調節作用、細胞分化誘導作用等の生物活性をもつ。インターフェロンにはα(アルファ)、β(ベータ)、γ(ガンマ)、ω(オメガ)の4型があり、この中でαとβが現在C型肝炎の治療に一般的に使用されている。また多発性硬化症の再発回数を減少させたり症状の進行を抑制する効果が認められている.感冒様症候群(発熱・さむけ・関節痛などカゼに似た症状)、白血球減少、血小板減少や肝機能の障害、精神面ではうつ症状の副作用がある。【溝上雅史氏プロフィール】
国立国際医療研究センター研究所ゲノム医科学プロジェクト長。
1976年名古屋市立大学医学部卒後、同大病院第二内科入局
1989年英国ロンドン(King's College Hospital)留学中、様々な国の肝疾患患者の肝炎ウイルスの遺伝子配列を解析(分子進化学)し、民族による肝炎ウイルスの型の違いがあることを発見、新たな治療法の確立に貢献。帰国後、名古屋市立大学医学部に復帰。2000年より同大学医学部教授。2008年より、兼務で、国立国際医療研究センターに赴任。
現在、名古屋市立大学大学院肝炎・免疫分野教授を兼務し、現職。
専門は、病原体と宿主の遺伝子変異と分子進化学的解析、及びその臨床応用。
主な著書に、別冊「医学のあゆみ」シリーズ等がある
【映画のコーナー】
番組後半の映画のコーナーでは、1月28日(金)全国ロードショウー映画「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス、イヴニング・サン別冊」をご紹介します。
解説は、同映画・宣伝担当の堀木英恵さん。
尚、情報の詳細は、フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊|映画|サーチライト・ピクチャーズ (searchlightpictures.jp) へ アクセスください。
(配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン ©2021 20th Century Studios. All rights reserved.)
【放送をリアルタイムで聞く】
番組は、radikoからお聞ききいただくことができます。
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【オンデマンド配信メニュー】
以下、今回の番組各コーナーは、以下のよう内容のラインナップでオンデマンドでお聞きいただけます。
(尚、オンデマンドの音声配信はすべて放送終了後の配信となります。 また、ポッドキャストのiTunes からの配信はこちらをクリックください。)
【ご意見、ご感想】等の募集
番組では、皆さまからのご意見、ご感想、各疾病に関する疑問、質問、そして、音楽のリクエスト(大人の音楽のコーナー)等を募集しております。右欄にあります、「ご意見・お問い合わせ」からご投稿ください。