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テイスト・オブ・ジャズ

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「テイスト・オブ・ジャズ」は毎週土曜日18:00-18:30(本放送)ほか、再放送毎週土曜日23:00-、毎週日曜21:30-、などでオンエアー中。番組進行は山本郁アナウンサー。 番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.85~ジャズ・ジャパン・アワード~】

 J-ジャズの伸張とともに歩んできたジャズ雑誌“スイング・ジャーナル”。その“ジャーナル”が60余年の歴史をあっけなく閉じてしまったが、直ぐにそのスタッフ達が新雑誌“ジャズ・ジャパン”を立ち上げたのは大変に立派なことだと言える。色々と大変なこともあろうが、1年半近く続いている努力も多としないとならないし、僕自身もアルバム・レビューなどの原稿協力をさせてもらっている。 
 
 その”ジャズ・ジャパン”が今年の初め“ジャズ・アワード”を実施、2011年のベスト・アルバムなどを選出し、2月末に横浜のニッサン・ギャラリーで受賞者たちのライブも実施することになった。こう書くと、このアワードが日産自動車の協力で成立し、アワードに輝くのは日本人プレーヤーだと推測できる。ぼくも編集部から依頼され推薦アルバムを選んで送ったが、上原ひろみの『ヴォイス』に投じた。2011年のベスト・アルバムはひろみか、山中千尋、外国ならばパット・メセニーと確信していたが、結果は千尋の『レミニセンス』だった。2011年は個人的にやはりひろみだと思うが、千尋も充分にそれに拮抗していただけにほぼ妥当な結果。それにしてもひろみも千尋も本場NYを拠点にグローバルな活躍を展開している才女。素晴しいことである。また新人賞にはぼくも推薦し、このコラムでも紹介したギタリストも井上銘が選ばれた。

 千尋や銘のライブは2月25日に表彰式の後、横浜の日産自動車ギャラリーで午後3時半頃から開催される予定になっている。素晴しい演奏が期待できると同時に、このライヴの司会・進行を担当するのが、わが“テイスト・オブ・ジャズ”のパーソナリティーである山本郁だと言うことも触れておきたい。これまでにも結構ジャズ関連イベントの指揮もこなしている彼女だが、栄誉ある第1回の“ジャズ・ジャパン・アワード”の司会とは大役であるし、これまで番組を続けてきた甲斐もあろうと言うもの。ライヴは無料で結構大きなギャラリーだそうなので、入場方法などは“ジャズ・ジャパン”ホームページをご参考に。是非皆さんも千尋同様、山本郁の艶姿もお楽しみ下さいね。


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