「テイスト・オブ・ジャズ」は、毎週日曜19:00~19:30で放送中。番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。
【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.746~追分通信2024~】
パリオリンピックに始まり、猛暑と激烈雷雨に悩まされ続けた2024年の夏も終わりを迎えた。一ヶ月ほど追分の山荘で過ごしたが、今年は車もなく外出もままならなかったが、その分どこに行くにも歩き~ウオーキングで、多い日には1万5千歩を軽く超える始末、まあ至極体のためには...と、トホホな感想で自身を慰めていた。連日朝はかなり晴天の日が多かったのだがなにせ雲が多く、肝心のお山(浅間山)が頂上までスッキリと見える...と言う日も意外に少なかった。そして夕方になれば恒例の雷雨。東京も激しかったようだが、この東信地区(佐久・軽井沢・小諸など)の雷雨は激烈、流石に雷が落ちるのまでは目撃しなかったが、その度に地域の足である「しなの鉄道」はストップ、車のない身は動くに動けず一度外出してストップに会ってしまうと、目も当てられない始末だった。
ところで前にも書いたと思うが、ここ数年軽井沢や御代田の町は、コロナ禍に伴う在宅勤務の増加などの影響もあり、打ち捨てられていた空き地・荒れ地そして林などの宅地化が急速に進み、目に見えて人口も増加している。それだけに知り合いもこの地に移住してくる面々も増えており、ジャズ関係者でも何人かがこちらに移り住んで来た。そんな中の一人に古くからのジャズ仲間、大村幸則氏がいる。あの幕末・明治の偉人の一人、大村益次郎の血筋を引く彼は、難関校の教育大附属から慶応大に進み、そしてレコード会社のポリドールに入社、ジャズなどを担当した。その後は既成進路通りに社を辞め、自身の家業であるビル保有会社のオーナーに...。ぼくより少し年下の彼は、まあ典型的な坊っちゃん路線だが人柄も素晴らしい。何よりジャズに関しても輸入盤の権威で、色々な音楽誌やジャズ誌などに輸入盤紹介などを、長年書き続けているオーソリティーなので、ジャズファンならばご存じの方も多い筈。
その彼はこの20年ぐらい、熱海に居住していたのだが縁あって軽井沢に...ということで、昨年冬に軽井沢の一等地に引っ越してきた。移住の話は結構前から聞いていたのだが、色々と家を建てる打ち合わせなども大変なようで、完成はだいぶ遅れ昨年の暮にようやく移り住む...と言うことなったらしい。移ったらば一度是非...と誘われていたので、遠慮なくお尋ねすることにした。場所は中軽井沢駅からほど近い別荘地で、旧軽井沢の別荘地に続く品格高い高級別荘地。まだ庭の手入れが...等というが、実に小綺麗にまとまっており、住まいも素晴らしい。なにもない我が山荘から見ると月とスッポン。言葉もない。リスニングルーム兼彼の書斎には、図書館に置かれているような立派なCD棚があり、全部でアナログとCDを入れて1万を超える数ということだが、実に良く整理されており感心しきり。SFとミステリーが好きだという彼の書庫には、その手の本がびっしりで、ジャズ話よりもその手のハードボイルド探偵物の話で尽きず、実に愉しい一時を過ごした。良き住まい、良き音楽そして良き蔵書。羨ましい限りである。帰りにはまた空がかき曇り激しい雷雨、どう仕様もなく追分の山荘まで車で送ってもらった。申し訳なし。
また別の日には、ラジオNIKKEIの制作部に在籍しその後に転職、数年ほど前から軽井沢の住人になり、色々な活動なども行っている竹沢麻衣子さん主催の「軽井沢子供のまち」イベントを、彼女に誘われて覗いたりもした。100名近い子供達が小学校の講堂で、自分たちの街を作り上げ、様々な商業・生産活動などをする。元々はドイツのミュンヘンで始まったイベントのようだが、想像以上に大規模で子供達の表情も活き々として、教えられる処も多々だった。彼女もいい仕事しているし、実に充実した働きぶり.立派です。まあぼく自身もまた東京で、何やかやと...。これからも皆様色々よろしく...。
【今週の番組ゲスト:音楽ジャーナリストの原田和典さん】
ブルーノートジャズフェスティバルをご紹介頂きました。
M1「One Love / NAS」(『Illmatic』より)
M2「Cafe du Monde / Tank & The Bangas」(『Red Balloon』)より
M3「Chonks / Snarky Puppy」(『IMMIGRANCE』より)
M4「Free / Chicago」
Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN
2024.9.21-22 有明アリーナ
https://bluenotejazzfestival.jp








