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テイスト・オブ・ジャズ

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「テイスト・オブ・ジャズ」は毎週土曜日18:00-18:30(本放送)ほか、再放送毎週土曜日22:00-などでオンエアー中。番組進行は山本郁アナウンサー。 番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.159~軽井沢ジャズフェス~】

 夏はやはりジャズフェスのシーズンで、全国各地でジャズフェスが開かれるが、ぼくの山荘のある追分~軽井沢でも昨年に引き続き、「軽井沢ジャズフェス」が7月27日、28日の土、日2日間、開催されることになっている。会場はこのリゾート・タウンが全国に誇る音響抜群の大賀ホール。新幹線の軽井沢駅から歩いて5分ほどの、閑静で足回りの良い場所にあるこのホール、あのソニーの異色社長だった大賀氏が、私財を投じて作り町に寄付したと言うホール。前面に美しい人工池を配し、そこからはお山(浅間山)も一望できると言う絶好のロケーションにあり、軽井沢の中でも大のお気に入りの場所。

 ジャズ・フェスと言うと、もう40年ほど前に、アメリカ屈指のフェス、ニューポート・ジャズフェスを記録した「真夏の夜のジャズ」と言うドキュメンタリーがあり、今でもリゾート地、ニューポートの美しい風景の中で展開されるジャズ演奏は、多くのジャズファンに忘れられないものになっている。この映画を見て感激し、日本屈指のリゾート地、軽井沢でジャズフェスを実現させたいとして、その夢を現実のものにしたのが、数多くの名ジャズアルバムをプロデュースしてきた、ベテラプロデューサーの伊藤八十八氏。氏は長年ソニー・レコードのプロデューサーや音響部門のチーフも務めていただけに、大賀氏とも親しくこのホールの素晴らしさ、軽井沢と言う土地の魅力も知り尽くしているだけに、仕掛け人としてはまさに恰好な人物。


 昨年は第1回で何かと大変だったようだが、今年は去年のフェスに実績を踏まえ、ライン・アップも豪華、目玉としては昨年に続きバークリー音楽大学から一時帰国中の天才サックス奏者、寺久保エリナを据え、ド・ジャズからボサノバ、ロック・テイストのコンテンポラリー・ジャズまで、実にバラエティーに富んだプログラムで、ファンを魅了する。番組ではその伊藤プロデューサーに登場してもらい、このフェスの魅力を十二分に語ってもらう事にしている。乞うご期待だ。

【今週のゲスト:Eighty-Eight'sレーベル プロデューサーの伊藤八十八さん】
八十八さんがプロデューサーとして昨年立ち上げた『軽井沢ジャズ・フェスティバル』が今年も7月27・28日に開催されます。とにかく出演者が豪華なこのジャズフェス。今年はマリーナ・ショウに日野皓正さん、昨年に引き続き山下洋輔さんも登場します。大好評につき今年もさらに大きく開催されるこのジャズフェスの見どころ聴きどころを八十八さんに伺いました。

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