「テイスト・オブ・ジャズ」は、毎週日曜19:00~19:30で放送中。番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。
【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.732~2024ラグビーシーズン終了~】
5月26日、この5月の最終日曜日、場所は国立競技場。5万人を超える大観衆が見守る中、1時間半を超えるラグビーの熱戦が繰り広げられ、最終的に今年度(23年~24年度)の日本ラグビーの王者が決まった。勝者はブレーブルーパス(東芝)で、惜しくも敗れたのはワイルドナイツ(パナソニック)。日本ラグビーの最上位クラス~リーグワンの年間シーズンの第1位(パナ)と2位(東芝)によるこの決勝戦、ラグビーには殆んどアップセット(番狂わせ)無しと言う言葉通り、順当に勝ち上がって来たシーズン1位と2位によるこの決勝の組み合わせ。シーズン中は無敗のパナソニック有利の下馬評だったが、それを跳ね返しての優勝、東芝ブレーブルーパス、真に天晴れと言った感じだった。
ぼく自身は府中にあるブレーブルーパスのグランド、家からも割と近くて以前は時々練習試合なども見に行ったりもしていたので、東芝に肩入れしていただけにまあ嬉しい結果ではあった。特にブレーブルーパスには、ぼくの御贔屓の元オールブラックスの司令塔、スタンドオフ(SO)のリッチー・モウンガが新たに参加。これにより目に見えてチーム力も強化され応援にも結構熱が入っていたのだが、その強化策通りに優勝戦まで突っ走り、結果は優勝...でもう言うこと無し、正にモウンガ様々である。
ところでこの両チーム、結構因縁関係もあり、両方とも親会社は電気関係、それぞれのヘッドコーチどうしが師弟関係(パナのロビー・デーインズが東芝のトッド・ブラックアダーの師匠格)、更に両軍のキャプテンは共にジャパンのキャプテン経験者と言った具合なのである。そのうえこの試合がパナ・ワイルドナイツのレジェンドプレーヤー、堀江翔太の現役最後の試合になる等、盛り上がる要素も目一杯。更に嬉しいことには、我が早稲田ラグビー部のOBも、長田智希と桑山淳生とそれぞれに1名ずつが出場...、それだけに5万人を超す大観客を集める話題も豊富で、ぼく個人もワクワク感満杯だった訳なのだが、試合内容も2転3転の実にスリリングな展開で興味津々。日本ラグビーの実力の高さ、底力の強固さなどを、物語って余りあるものだった。ただワイルドナイツの方は、残念な事に稲垣啓太や野口竜司等と言った、主力メンバーがけがで欠場だったのが、かなり大きく影響したとも思える。
試合は大ラスに、何と我が早稲田大のキャプテンだった長田が逆転のトライで試合決着...、となるかに思えたのだが、この前のプレーがワイルドナイツ側の反則気味、TMO(テレビ判定)での結果ノートライとなってしまい、その数分後にブレーブルーパスがグランド外にボールを蹴り出して試合は決着。なんと東芝時代から実に久しぶりに優勝と言うことになり、キャプテンのマイケル・リーチは日本に来て初めて優勝を味わう...と言う、感動のフィナーレを迎えたのだった。
それにしてもラグビー関連記者などの間では,TMOの余りの多さにいささか...と言った意見も出ていた。確かに大ラスに堀江が投げたボールが、結果としてTMOでスローフォワード(前方にボールを投げる反則)の判定になり、ワイルドナイツは涙をのむことになる。大事な決勝戦、審判(昔プレーヤ-だったN氏)も慎重に成り過ぎるのは分かるのだが、もう少し毅然と判断して欲しいと思ったのは、果たしてぼくだけだったろうか...。未だラグビーが純生のアマスポーツだった時代(ぼくの若かりし局員時代頃まで...)には、審判は神聖でその判定に選手は文句は一切言わないし言えない...。それだけに審判も自身の判断には、何があっても絶対に揺るがない...と言う信念だったのだが、最近は余りにもTMOの判定に頼りすぎの感多しなのである。ある記者などは、これならばAIに審判を任せる方が客観性が担保できるのでは...等と、冗談めかして語っていたが、いささかそんな危惧すら感じる程ではあった。まあ色々意見もあるが、結果としてやはりラグビー―は最高のスポーツだと思う。見るスポーツとしても、これに勝るもの無し...、と言った感想を強く持ったラグビーリーグワンの圧巻の決勝戦でした。
これでラグビー・シーズンは一応終わりではありますが、我が早稲田ラグビーはこれから秋そして冬にかけてが本番。春の公式試合は、宿敵明治大と新潟で来週日曜日に試合在り。この日の昼間は、Jスポーツ中継に噛り付き...となりそうです。ラグビーは素晴らしいそして我が早稲田ラグビー部 頑張れ!
【今週の番組ゲスト:ピアニストでコンポーザー、アレンジャーの李翔太さん】
6月6日から開催されるLive Edge Trio with Steve Nelsonについてご紹介頂きました。
『Closing Time』より
M1「Ben's Tune」
M2「Closing Time」
M3「Fantasy For Cede」
M4「Old Folks」





