【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.847~信濃追分日記2026年夏 菅平詣で~】
信濃追分の山荘生活では、毎年決まった幾つかの行事がある。その一つが八ヶ岳山麓の茅野市にある局時代の先輩の奥さんの広い実家に、数人で集まり旧交を温める...というもの。追分の山荘と茅野市とは距離は近く、車で移動すれば1時間半ほど。ただ列車での移動となると、日本屈指の高原路線の小海線経由で、結構な時間が掛かる。今年も8月の初めに一人で小海線を乗り継ぎ茅野に行き、酒を飲み旧交を温める良き時間を過ごした。ただこの会の参加面々も、その高齢化に伴いここ数年は半減し、ここ数年は3人だけで寂しい限り。だがこの集まりはいつまでも続けたいとは思っている。
ところでぼく自身にとって、この会の悩みは帰りの足の問題。行きはどうにか時間調整が可能なのだが、帰りの小海線は待ち時間が延々とあり、行きの倍近い時間になってしまう。そこでメンバーの一人が、スマホで帰りの時間と経路を検索、塩尻・松本・篠ノ井、そしてしなの鉄道で信濃追分へ...と言う逆周り経路を見つけ出し、その指示に従って行動すると、実にスムーズで早く山荘に帰還出来た。この大回りする逆コースは、全く頭に無かったものだけに、改めてAIの凄さに気付かされた思いだった。
そして山荘生活のもう一つの行事、実はこれが山荘生活の最大行事とも言えるものなのだが、ラグビーの聖地・菅平に上り、早稲田ラグビー部の合宿模様と練習試合を観戦すること...である。今年は数日前に大学時代の友人の都合がつき、彼が山荘まで車で迎えに来て、2人で菅平の早稲田合宿と試合見物と言うことになった。朝早くに山荘を経ち一路菅平高原に...。8月も半ばとなると菅平高原(なんと100近いグランドあり)は、もう秋の装いで鰯雲が流れ、風もいささか涼しい程。早稲田の合宿場を少し覗き、試合の行われる菅平の誇るメイン会場サニア・パークへ...。試合開始の4時間ほど前に駐車場に着いたが、もう駐車場はファンや関係者で満杯。近くを探し回りようやく場所を確保、会場へと...。この日はメインが早稲田と帝京の大一番。その隣りのグランドでは、明治が関西の雄~天理大と試合を...。こんな感じで高原の至る所で試合が行われているが、この日の主役は、なんといっても早稲田と帝京。全てがフリーな広い芝生席の一角に腰を下ろし、待つこと数時間。早稲田の選手の到着から練習風景まで細かくチェックし、ようやく午後1時のキックオフを迎える。長かったが試合が始まれば、直ぐに時は経つ。
前日にはC、Dチームが帝京を連破、幸先良いスタートだったが、この日は一軍の試合で実力は拮抗しているだけに、試合もそのとおりの展開。帝京が前半に運の良いトライを決め、このまま一方的に押し切られるか...と心配したが、そこは我が早稲田、押され気味だったスクラムも後半は優勢に進め、どうにか食らいついていくが、最後は2点差を追いつくこと叶わず。無念の敗北だった。しかし矢崎由高など早稲田のスター不在の中で、実力通りの試合運びで、秋本番に大いに期待を抱かせた嬉しい内容。続くBの試合では今度は1点差の勝利。帝京大との練習試合は3勝1敗と歩の良い内容で狩猟、ホッとした。
帰りは東御市の温泉施設~湯楽里館で一風呂浴びて、東信随一と言われる焼肉屋でタラ腹飲み食いし、菅平詣でを締めくくった。早稲田Aチームの惜敗は大変に残念でしたが、実に心地良き一日でした。
【今週の番組ゲスト:サックスプレイヤーの多田誠司さん】
昨年末、下咽頭癌の手術を受けられたため、今回は電気式人工咽頭を使ってお話し頂きました。
M1「Workout!!」(『My Life Last Live at BLUES ALLEY JAPAN』より)
M2「Warm Woods」(『My Life Last Live at BLUES ALLEY JAPAN』より)
M3「Taddy's Bright」(『TRIARCHY II 』より)
がんの発覚から、最後のライブ、手術、リハビリの様子を追った、多田さんの音楽への情熱と生き様を記録しまドキュメンタリー映画『Still Playing My Life〜それでも奏でている、わが人生〜』の上映会が全国で展開中。
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