【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.838~ラグビーリーグワン終わる~】
長かったラグビーのリーグワンも6月7日(日)にようやく最終決着が付いた。今年覇権を握ったのは神戸スティーラーズ(神戸製鋼)で、22対13でクボタ・スピアーズを破った。長い伝統を誇る名門チームが、リーグワンになって今回初栄冠を獲得。初制覇、おめでとう!
9点差のかなり拮抗した試合で、最後までどちらに転ぶか分からない、予断を許さない好試合。あの神戸淡路大震災後の液状化激しいグランド(悲惨なもので、監督もどうしたら良いか皆目わからない...と嘆いていた)で、当時の平尾誠二以下神戸製鋼チームの猛者達に、取材を敢行したこともあるだけに、神戸にシンパシーを感じていたぼく。それだけにかなり喜ばしい結果ではあった。
幸いにもこの国立競技場での決勝戦も、無事に観戦することが出来て率直に嬉しかった。観衆も5万を越す大入りで、関西からも名門復活を喜ぶファンも数多く駆けつけ、応援も熱が入っていた。クボタとしては大看板のフッカー、マルコム・マークス、ハーフ・バックスの日本代表=藤原忍を欠く、いささか不利な状況にも関わらず、最後まで闘志が衰えず良い試合を展開、その力量を強くファンに印象づけた。この試合のマン・オブ・ザ・マッチで、翌日の年間ベストプレーヤーにも輝いた、キャプテンのレタリックの活躍が抜群だった。ただ神戸はこのレタリックを初めアントン・レーナード・ブラウンなど、ニュージーランド=オール・ブラックスの面々が、来年のワールドカップ出場のため帰国し、ヘッドコーチのデーブ・レイニーもオール・ブラックスのヘッドコーチに就任するため退団...と、大きくチームが変わってしまう。来年以降どうなるかはしかとはしないが、やはり初制覇は素晴らしいものだ。
この試合もう一つ嬉しいことは、クボタのハーフに岡田一平が入りかなりな活躍をしたこと。早稲田ラグビー部の元キャプテンだった一平は、実は今年で戦力外を告げられ今後どうするか...悩んでいたのだと聞く。それが藤原忍や2番手選手の負傷欠場などで、急遽出番が回ってきて、ここ数試合は先発出場で高評価を得る大活躍。来年以降も現役続行とのことで、これも実に良かった。大阪人ならではの陽気さで、これからも活躍して欲しいもの。
さらに嬉しいことには、この日国立競技場から遥か遠く離れた、北九州・小倉の街で始めての春の早明戦が開かれ、昨年の雪辱を期するかのごとく、早稲田がわずかの差で明治を破ったのだ。国立競技場で神戸・クボタの決勝戦を見ながらのTV観戦。中々に手に汗握る接戦だったが、こちらも早稲田が勝ちきり(昨年は3回対戦し全敗だった)、まさに目出たし・目出出しの1日だった。千駄ヶ谷駅近くの安酒場での観戦後の一杯、実に気持ち良きものでしたね。
【今週の番組:トロンボニストでシンガーの上杉優さん】
新譜『LALA』BOSSA NOVA ALBUM』から
M1「Upa Neguinho」
M2「Vovô Manuel」
M3「Fotografia」
M4「Você já foi à Bahia?」
M5「LALA」
※ M4「Você já foi à Bahia?」のみ『BOSSA NOVA ALBUM』より





