【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.815~2026年明けまして..~】
波乱の26年が幕開けした。ぼくの様なチャンジー(爺さん)の年齢になると「明けまして...」などとお祝いの言葉を述べる気にも余りならない。だがそれ以上に、どうも世界情勢全般を見ても、日本国内の政治・経済状況にしても、憂うることばかりで、心晴れない。まあこの根底にはあの米国大統領、トランプの存在があるのは間違いない処なのだが、彼だけでなく他にも、世界をかき回す首脳によって、我々の日常生活・精神生活までもが、大きく掻き回されている訳なのである。
政治・経済など上手く行かないことの全てを、前大統領バイデンのせいにして、悪いのは彼だと論い、挙げ句は政府機関や公共施設など、多くに堂々と自身の名前トランプを付するように変更させたり...、果てはあのグリーンランドを米国領に...等など。色々な施策も自身とその一族への利益誘導など、まさにやりたい放題で、廻りはおべんちゃらの取り巻きばかり。反対されることもなく、世界の全てを仕切っている様な振る舞いの暴君振り。あの進取と民主・自由のアメリカは何処へ...、との気持ちだが、それらを破壊し尽くす。だがそれでも日本の中でさえ、彼は偉い・立派だというトランプシンパ(信者が、国民の20%以上もいる...のだと言う、調査結果すらある。もう何をか況やだが)。まあこんな恨み・愚痴を、新年から述べていても詮無いこと。少しはジャズに関しても語らないと...。
ジャズの世界では、昨年は結構好アルバムも出されていたと思う。また日本のジャズに関しては、新進中堅層の頑張りが目立った。石若駿、永武幹子、栗林すみれ、中村海斗等など、実に多彩な資質に溢れていて頼もしい。そしてサダオさん(渡辺貞夫)やムレさん(中牟礼貞則)など、90歳を超えても未だ頑張っている方達にも、深い敬意を表したい。ぼくは昨年のジャズ雑誌のベストアルバムには、サダオさんとムレさんのアルバムも選出しておいた。ぼく自身もう余り体力も無くなってきたので、山行などは難しいが、ユーチューブで色々な山行記録を良く見ているし、温泉には通い続けるつもり。そして新年最大の関心は、我が早稲田ラグビー部が優勝歌「荒ぶる」を部員全員で唄えること。そして国立競技場でのその風景を、ぼく自身が見れればもう言う事無しなのである...。
最後にまた今年も番組"テイスト・オブ・ジャズ"、61年目を迎えた番組、よろしくご支援のほど...お願い致します。
【今週の番組ゲスト:クラリネット奏者の北村英治さん】
M1「Bourbon Street Parade / 小曽根真&Park Street Kids feat.北村英治」(『PARK STREET KIDS』より)
M2「Body & Soul / TEDDY WILSON & EIJI KITAMURA」(『Teddy Meets Eiji』より)
M3「On the Suuny side of the street / 谷口英治&MMH Allstars」(『谷口英治mmhvol.1 』より)
M4「Memories of You / 北村英治」(『Vintage』より)







