【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.814~2025年も暮れていく...~】
2025年ももうあと僅か...。以前は殆ど感じなかった年の暮れだが、こんなチャンジー(爺さん)の年齢になってしまうと、1年が終わる(寿命が更に縮まる...)と言うのに伴って、なにか寂しさも増して行く感も強くなる。
そう言えば今年は、我が「テイスト・オブ・ジャズ」も番組開始以来60年という、記念すべき年だった。恐らくこの番組、世界でも最長のジャズ番組~と言うよりも最長寿音楽番組では...とも思うのだが、7月にはその60周年を祝したジャズ特番を1時間半近くに渡ってオンエアー、かなりな好評も博したものだった。この60周年特番には、ミュージシャンやシンガー、ジャズ誌編集長、そして有名ライブハウスの代表等々、多くのジャズ関係者の方達から祝賀メッセージなども頂き、大変に謝・謝の気持ちで一杯だ。祝賀メッセージを頂いた一人、大御所ピアニストの山下洋輔氏も、今月(今年)一杯でライブの演奏活動を一時停止するという、大変に残念なニュースも聞かれ、様々な仕事を共にしただけに本当に寂しく想いもいや増すばかり...。
思えばぼく自身も、先輩の故木全信氏がレコード会社に転職、彼の始めたジャズ番組のその後を託され、ジャズ番組のプロデューサーになって既に50余年。今もなおプロデューサーとして関わり続けているのだから、まあしぶといと言うか...我慢強いと言うか...。ぼく自身でも形容し難い想いではある。それにしても最近は、番組の姉妹編として「テイスト・オブ・ジャズ/アネックス編」も月1回登場、こちらには若手のミュージシャンが数多く登場し、2つの番組合わせて中々の盛況振りでもある。
まあいつまでぼく自身が、ジャズプロデューサー役を続けられるか...しかとはしないのだが、相方と言うか元気な進行アナの山本郁嬢がいる限りは、番組は続いていく筈だと信じている。当面はまず来年度だが...。その来年度最初のゲストは、日本のジャズ=Jジャズの最長老にしてジャズダンディストの極でもある、クラリネット奏者の北村英治さんをお迎えすることになっている。90歳代半ばにして洒脱で健啖家の英治さん、そのジャズメンとしての若々しい心意気、皆様もタップリとご賞味あれです。
【今週の番組ゲスト:Jaz.in 編集長の佐藤俊太郎さん】
2025年のジャズシーンを振り返って
M1「Tears For Johannesburg / Terri Lyne Carrington And Christie Dashiell」(『We Insist』より)
M2「Sado / 布施音人」(『Thus Have I Heard』より)
M3「Departure / 武本和大」(『THE REAL Veleria "BIRTH "』より)
M4「You've changed / Kandace Springs」(『Lady in Satin』より)
M5「Part IV / Keith Jarrett」(『New Vienna(ウイーンコンサート2016)』より)








