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テイスト・オブ・ジャズ

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「テイスト・オブ・ジャズ」は毎週土曜日18:00-18:30(本放送)ほか、各曜日で再放送中。番組進行は山本郁アナウンサー。 番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.234~ラグビーシーズン佳境~】

 色々とあった2014年ももうそろそろ終幕。この冬の寒い時期になると本格化するのがラグビーマッチ。我が早稲田ラグビー部は下馬評を覆し、早明戦に快勝、その余勢をかって大阪・花園ラグビー場に乗り込み、立命館大と大学選手権の第一戦を戦うもピリッとせず、どうにか勝利を得る。この後同志社、東海大と言う強敵を倒さないと、正月を迎えられない。しかしそこは早稲田きっとやってくれるはずで、そうなれば帝京大との決勝戦。
 国立競技場が改修作業のため使えず調布の味の素スタジオで行われる。前に東芝とサントリーとの戦い、いわゆる府中ダービー(両社とも府中に拠点を置く)では使用されたことがあったが、大学の試合では初めて。日本代表の藤田、1年生の横山と言った新戦力、布巻、小倉と言った大学を代表する選手と、ようやく駒が揃い、早明戦以降見違えるように変化した早稲田だけにきっとやってくれると期待しているのだが...。

 ところで来年は秋に、英国でラグビーワールドカップも開催され、ジャパンも日本人の血も混ざった知将、闘将のエディー・ジョーンズの指導の下、これまで以上の成績を挙げられるような気もするし、久々にラグビー人気も高まりそうな感じもある。そんな年にラジオ日経のラジオ番組「藤島大の楕円球にみる夢」が、スポンサー化されたのは本当に嬉しい事。これもひとえに担当のH嬢、営業担当でこのコラム担当でもあるO君たちの努力の結果。感謝・感謝です。もう30年ほど前、ラグビー人気全盛時レギュラー番組を企画、営業担当と共に動き、実現までかなりいい線まで進んだのだが、当時のバカ上司がそんな話は俺は聞いていないと潰しにかかり、残念なことに話はご破算。それ以来40年余り、長年の夢でもあっただけに嬉しさ倍増。番組パーソナリティーの早稲田ラグビー部出身の藤島氏も好人物で、スポーツライターとして我が国を代表する一人だけに、内容も素晴らしい。彼はまたジャズ好きでもあり、盲目の異才プレーヤー、ローランド・カークのファンだと言うところも流石と言った感じ。番組是非聴いて欲しいものです。

 ラジオ日経とラグビー、余り関係無いじゃないか...、などとのたまう社員も多いのだが、バカを言っちゃいけない。ラジオたんぱ(ラジオ日経の前身)は創業時、正月には当時唯一秩父宮でラグビー日本選手権の実況を行っていたラジオ局なのである(ぼくが入局する以前の話だが...)。このため30年前にラグビー番組実現の為歩き回っていた頃は、日本ラグビー協会のお偉いさん達から、昔の恩を返すために力になってやるよ...、と再三励まされ、アドバイスももらったものだった。今はそんな事実を知るラグビー関係者は本当に少なくなってしまったが、それでもたんぱとラグビーを結び付けて考える人もいるし、進取の精神に富み実績もある局なのである(この話は藤島氏にもしていないが...)。
 さて来年初めのラグビー番組、そのリクエスト曲は、藤島氏お気に入りのローランド・カークの名演奏、「ドミノ」か「カッコウのセレナーデ」にでもしてみましょうかね...。
【今週の番組ゲスト:夫婦デュオ「田辺商店」のギタリスト田辺充邦さん、チェリスト平山織絵さん】
M1「Swinging On A Star」
M2「How High The Moon」
M3「星めぐりの歌」
M4「Old Devil Moon」
M5「Stardust」

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