【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.809~大阪・関西万博とジャズ~】
大阪・関西万博が9月に無事終了、今は大阪を始め関西地域で、万博ロス...とも言えそうな現象もある...とも聞く。それにしても様々なトラブルが発生し、当初はどうなることか...と思われた万博だが、いざ始まると日を追って人気が出はじめ、途中からは連日満員...などというニュースを良く目にした。ぼくのような首都圏在住の、それもチャンジー(爺さん)世代で、万博に行ったという人物は殆んどいなかったようだが、関東と関西の関心のあり様も大分差があったのだろう。まあ実際に大阪万博を見に行った連中の評判は上々で、やはり国際博覧会のある種の偉大さは、誰もが認めないとならないだろう。何よりラジオNIKKEIも、この万博には広報役の一端を担っていただけに、大阪万博の好評振りは喜ばしいことだと言えるだろう。
ところでこの万博では、ジャズもそれなりの貢献を果たしており、その一つがカナダ館で行われた、オスカー・ピーターソン・スペシャル。この国を代表するジャズピアニスト、オスカー・ピーターソンの生誕100周年に因み、それを祝う記念ユニットも来日、会場などでライブ演奏を展開し、大いに盛り上がりを見せたとも聞く。それに関連して我が「テイスト・オブ・ジャズ」でも、ピーターソン・スペシャルを組み、イベントの関係者などにも話を聞いてオンエアー。かなり好評だったし、なにより大使館関係者からも大いに感謝された。
そしてもう一つ、大阪・関西万博関連のジャズイベントで取り上げべきなのが、ポーランドのジャズを代表する若手達が大挙来日、かなり大々的なポーランドジャズフェスを開催したこと。10組を超えるメンバーは現代ポリッシュジャズを象徴するような卓抜な面々。この国のジャズの多様性を映し出したような興味深いものだった。
ポーランドと言えば、音楽では何と言ってもやはりフレデリックショパン。彼の名前を冠したショパンコンクールは、ピアノコンクールとしては世界最高の権威を誇るもの。このポーランドの音楽英雄は、またジャズピアニスト達にも大きな影響を与えているが、「ショパンとジャズ」を関連付けたジャズコンサートも、万博関連でこの夏に大阪で開かれ、ヤゴチンスキーなどポーランドを代表するピアニストも来日。そのショパンジャズコンサートも好評だったようである。
こうした万博をメインにしたポーランドジャズの動向などについては、今月最後の「テイスト・オブ・ジャズ」の時間で、取り上げる予定にしている。今まで聞いたことのない、新鮮なジャズも色々聴かれる筈なので、皆様愉しみにしていて下さい。
【今週の番組ゲスト:音楽監督でトランペッターの 原 朋直 さん
12月7日開催の「JazzEMP2025」をご紹介いただきました。
M5「Moment's Notice / 原 朋直 & 池尻洋史」
Jazz EMP@ Tokyo Financial Street 2025【一般社団法人日本橋兜らいぶ推進協議会】 | KABUTO ONE 4Fホール





