【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.803~今大学生に戻れるならば~】
ヤフーのページを見ていると、様々な調査を調査会社が実施、その結果が表示されている事が時々ある。その中には大学関連も多く「子どもを通わせたい大学」「高校生に人気の大学」など、テーマも多岐に渡っているが、これまでは特に興味をもつようなものも無かった。だが先日偶然に見つけたのは「おやっ...」と思わせるもの。その質問とは「今貴方が高校生に戻るとしたら、志望したい大学は...」というもので、全国300人の社会人(年令構成など不明だし、調査人口もいささか少な過ぎではあるが...)へのアンケート調査があり、高校生に戻る...と言う発想が、中々に面白いのでは...と思ったものだった。
その調査結果だが、1位はやはり絶対的存在の東京大学。2位には予想外に我が早稲田大が滑り込み、3位が慶応大、京大、横浜国大の3校。続いて東京外語大。更に上智大、青山学院大が7位で並び、9位が東京芸術大、そして10位が大阪大学というのが、志望校ベスト10の調査結果。国立大と私立大の比率は3対2で国立大やや優勢だが、私大では明治大や同志社大といった、人気大学の名前が無いのが意外なところで、横浜国大と東京外語大、そして青山学院のベスト10入りも意外と言えば...だが、まあ総じて順当な結果とも言えそうだ。
このアンケート、大学なんかよりも何を学ぶかだ...と、至極常識的な疑問をぶつける向きもあるだろうが、まあこれも一つの妄想上のお遊び...と思えば良いのだろう。もしぼく自身のところにこのアンケートが廻って来たならば...、などと考えるのもまた一興でもある。ぼく自身が回答するとすれば、まずは素直に一浪しても届かなかった一橋大学...と書くだろうし、母校の早稲田大の名前はまず書かないだろうとも思う。チャンジー(爺さん)になった今現在は、本音としては「京大ないし北大辺りの個性的な旧帝大を狙いたいなー」と言う、かなり虫の良い願望を書き記すかも知れない。たまたまもしそれらの大学のどれかに受かっていたならば...等と、ジイサンなりの取らぬ狸算...をして、つまらぬ妄想にふけるかも知れないが...。まあその妄想から生まれる今とは違った人生...、それもそれなりに面白く・愉しいかも...である。それでもぼく自身は、早稲田大で大切なジャズ仲間や山仲間にも出会え、それなりに満足した学生時代だったし、色々な政治活動やイベントの末端にも関われたことなど、今考えればそれなりに学生生活の満足度も高く、アンケートにはやはり早稲田大学と書いてしまうかも...なのだが。
それにしても今の大学生の学生生活、大学職員である後輩などに聞くと、昔とはどうも大違いのようなのだ。昔は休講などと聞いたら大喜び、直ぐに近くの雀荘に駆け込んだりジャズ喫茶で駄弁ったり...、デモがあれば何をおいても駆けつけたりと...、それなりに充実した愉しみな時間だった。今は学生が真剣に休講等と聞くとその教授や講師に怒る...と言うのだ。まあ余裕がないと言えばそのとおりだが、ぼくらではまず考えられない真面目さなのだが、反面これこそが学生本来のあり方・姿勢で、至極当然の結果なのかも知れないとも思う...。それにしても今回は或る調査から、つまらぬ戯言を書き散らし、大変に申し訳有りませんでした。深く反省。
【今週の番組ゲスト:ピアニストの伊藤志宏(しこう)さん】
伊藤志宏 トリオ シンクレティアの2ndアルバム『隠された寓話』をご紹介頂きました。
M1「朧月に谺す(こだます)」
M2「星読みの夢」
M3「サラマンドルダンス」
M4「啼鳥(なくとり)を探して」





