「テイスト・オブ・ジャズ」は、毎週日曜19:00~19:30で放送中。番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。
【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.753~台湾の国慶節~】
10月8日にホテルオークラの宴会場で、台湾の国慶節を祝う恒例のパーティーが開かれ、今年も又招待を受け参加して来た。台湾の...とわざわざ記したのは、中国でも国慶節の大型連休で民族大移動(=長期旅行に行く)が始まる...等と、様々なTVニュースなどで一斉に取り上げられているが、「あんなに反発し合う中国も台湾も、この記念日は同じなの...」と思われがちなので、中国と台湾の国慶節は日にちこそ近いが、全く別ものだと言うことを伝えたからに他ならない。台湾の国慶節は10月10日で、あの辛亥革命のきっかけとなった記念日。一方中国の方は10月1日で、こちらは純粋な建国記念日。似ている様だが出自は全く別もので、台湾の方は十が二つ付くことから、双十節とも呼ばれる記念日でもある。
日本での台湾・国慶節(双十節)パーティーは、東京のホテルオークラか帝国ホテルの何方かで行われ、台湾経済文化代表処(大使館に相当)の主催する最大イベントでもある。我々スタッフは20数年続いている台湾特番の関係もあり、長い間招待を受け続けており、そのパーティーの推移をつぶさに見続けている。今年は来賓祝辞に初めてあの麻生太郎氏も登場、祝辞スピーチで台湾を国・国と呼び、一部で物議を醸したものだった。
それにしても台湾の総統が、蔡英文からより独立色の濃い頼清徳に変わって初めての国慶節祝賀。台湾有事などという言葉もかなり現実味を帯びてきた昨今だけに、パーティーの中身も...等といささかの懸念もあったが、いつもどおり超満員の参加者で、その賑やかさ・華やかさは少しの変化も無し。全て「めでたし・メデタシ...」なのだが、こと番組に関してはいささか様相が異なり、代表処も新代表をこの夏に迎えたばかりで、色々変化もあり、24年間続いている台湾特番も今年実施するかは、寂しいことに未だ未定。一応台湾の新情勢などをメインに特番企画は考えているのだが、まあどうなることか...。
それにしても衰退気味の日本に比べ、どの分野でも元気一杯の台湾。危機と隣り合わせながらも、軽やかに流動・飛翔する台湾の現在を、また皆様に是非お伝えしたいものではある。
【今週の番組ゲスト:音楽書籍編集者の池上信次さん】


『デイビッド・サンボーン 巨星の足跡』シンコーミュージック
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