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「米国株、2日も3日も上昇」

「NYダウ5日続伸、ナスダック総合指数8日続伸」

「FOMC、テーパリングを発表、毎月150億ドルずつ削減」

「150億ドル×8か月」

「原油価格が大幅下落」

「ISMサービス業PMI、10月は過去最高値」

「ADP10月雇用統計、順調な雇用者増加」

 

 

 

 

 

昨日は、東京株式市場はお休みでした。米国株は11月2日、3日と上昇を続けています。ニューヨークダウは3日で5日続伸、ナスダック総合指数は同じく8日続伸となりました。

 

 

3日のFOMCにおいて、量的金融緩和の規模縮小(テーパリング)が発表されました。現在、毎月1200億ドル(国債800億ドル、不動産担保証券400億ドル)の債券買い付けを行っている規模を、11月に150億ドル(国債100億ドル、不動産担保証券50億ドル)縮小させます。

 

 

その後も、毎月、150億ドルずつ縮小します。150億ドルずつ毎月縮小すると、150億ドル×8か月=1200億ドル、来年の6月に量的金融緩和の終了となります。もちろん、経済の見通しによっては、この施策は変更されます。

 

 

FOMCの声明文において、足元のインフレに言及するにあたって、一時的(transitory)という単語が入り続けるのかどうか、に関心がありました。結果的には入っています。次のような文章です。

 

 

「Inflation is elevated, largely reflecting factors that are expected to be transitory.」=「インフレ率は上昇していますが、これは主に一過性と思われる要因が大きく影響しています。」

9月の声明文「Inflation is elevated, largely reflecting transitory factors.」と比べると、一時的とは断定せずに、「思われる」と表記しています。若干の違いはありますが、FOMCは現段階でも基本的には、インフレ傾向は一時的要素によるものと捉えています。

 

 

「利上げは急がない」との姿勢が、パウエル議長の記者会見からも強調されて、米国株は上昇する展開が続きました。

 

                              ☆

 

原油価格の大幅安も3日の米国市場では話題になりました。原油先物相場は3ドル60セントほど下げて、80ドル台前半の動きとなりました。毎週水曜日にエネルギー情報局から発表される商業原油在庫の増加が、原油価格の下落につながりました。以下に示します。

 

 

 

商業原油在庫(10月29日現在)  
4億3410万バーレル(前週比+329万バーレル)

6週連続の増加

 

SPR(国家戦略備蓄・10月29日現在) 
6億1254万バーレル(前週比-164万バーレル)

8週連続の減少

 

 

先週も書きましたが、商業原油在庫の増加と国家戦略備蓄の減少が同時に進行しています。国家が備蓄を減らして市場に供給する結果、商業原油在庫が増加しているとの見方につながります。原油価格の上昇を抑制する要因です。

 

 

原油価格の下落を受けて、米国株式市場では、エネルギー関連株が安くなりました。



                                  ☆ 

 

3日には、ISMから10月のサービス業PMI(非製造業景況指数)も発表されました。以下に示します。

 

 

10月ISMサービス業PMI

過去最高の66.7(前月比+4.8)

(雇用、在庫、在庫景況感以外の項目は全て上昇。)

 

 

ISMサービス業PMIでは、引き続き、価格上昇、リードタイム長期化、人手不足が、企業活動の焦点になっています。



                                 ☆

 

 

3日には、民間調査機関のADPから、10月の雇用調査も発表されました。非農業雇用者増加数は堅実な数字となりました。非農業雇用者の推移を、ADPと労働省に分けて、以下に示します。(単位 1000人)

 

 

 

              ADP      労働省

5月       882     614

6月       741     962

7月       322    1091

8月       310     366

9月       523     194

10月      571   (11月5日発表)

 

 

 

 

 

 

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