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「22日のニューヨークダウ、終値でも最高値」

「アメリカンエクスプレス5%高、インテル11%安」

「米国の10月サービス業PMIが大幅上昇」

「東京製鐵、今年度の鉄鋼出荷量見通しを引き上げ」

「スタンレー電気、上半期業績を下方修正」

 

 

 

 

22日のニューヨークダウは上昇、小幅高ですが、取引時間中の価格に加え、終値でも史上最高値を更新しました。ナスダック総合指数は安くなりました。こちらは下落率0.8%でした。長期債利回りは1.6%台の後半での高止まりでした。

 

 

ニューヨークダウ採用銘柄の上昇率のトップは、アメリカンエクスプレスです。5.4%の上昇率でした。アメリカンエクスプレスが22日発表した7-9月期の売上高は109億ドル(前年同期比+25%)、純利益は18億ドル(同+70%)でした。

 

 

アメリカンエクスプレスでは、「旅行やレジャーへの支出が引き続き回復。特にレストランへの支出が回復して、パンデミック前の水準を上回る成長を実現した。若い世代や中小企業向けの投資の成果が表れている」としています。米国では、ミシガン大学消費者センチメント指数やコンファレンスボードの消費者信頼感指数は低水準の状況です。しかし、アメリカンエクスプレスの決算は、米国消費の強さを示す結果となりました。

 

 

半導体メーカーのインテルは、ダウ採用銘柄で下落率がトップ。前日比11%の大幅な下落率となりました。22日付のこの欄で書いていますが、10-12月期の粗利益率が低下する見通しが嫌気されています。

 

 

22日はマークイット社から、各国の10月のPMIが発表されています。以下に記します。(カッコ内は前月比)

 

 

 

米国

製造業     59.2(-1.5)

サービス業   58.2(+3.3)

総合      57.3(+2.3)

 

 

ドイツ

製造業     58.2(-0.2)

サービス業   52.4(-3.8)

総合      52.0(-3.5)

 

日本

製造業     53.0(+1.5)

サービス業   50.7(+2.9)

総合      50.7(+2.8)

 

 

米国でサービス業の10月PMIの上昇幅が大きくなっています。このあたりとアメリカンエクスプレスの株価動向を参考にすると、米国の消費に対する期待値が上がってきます。米国消費者心理を示す指数が低いと先述していますが、この心理指数が11月以降は上向く期待が出てきます。

 

 

一方で、ドイツでは、サービス業のPMIが低下しています。そして、日本はサービス業も製造業も上がっています。自動車産業の生産減少が実感されているにもかかわらず、製造業でも堅実な数字が発表されました。

 

 

日本企業の22日の決算情報です。東京製鐵(5423)が今3月期の営業利益を従来の220億円に対して310億円に上方修正しました。鉄鋼の販売価格は上半期の1トン89000円に対して下半期は1トン106800円に上昇する見通しです。また、今年度の販売数量は273万9000トンと、4-6月期決算発表時の見通しである260万トンから上方修正されました。

 

 

東京製鐵の鉄鋼販売数量の上方修正は、日本における建設投資額の上方修正と考えられます。都市再開発や物流倉庫の建設など、五輪終了を待っていた建設投資が活発化している状況です。このあたりを踏まえ、建設関連株の業績動向に関心が向かいます。

 

 

また、自動車減産が企業業績に与える影響も広がっています。22日にランプの大手メーカーであるスタンレー電気(6923)が、9月上半期の営業利益を従来の191億円に対して129億円に引き下げました。通期見通しも取り下げました。企業によっては、自動車減産が業績面に与える影響が大きくなっています。

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