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「7日の米国株は上昇」

「10年債利回りは6月半ば以来の高水準」

「債務不履行を当面は回避」

「ドイツの生産指標悪化、しかし株価は上昇」

「BMW、7-9月期販売高は-12.2%、株価は上昇」

 

 

 

7日の米国株は上昇しました。上昇率は、ニューヨークダウ、ナスダック総合指数とも1%前後でした。連邦債務上限が12月上旬まで引き上げられ、当面の債務不履行が回避されることが明らかになり、株式市場では買いが先行しました。

 

 

雇用関連の指標改善を受けて、債券市場では売りが先行しました。米国10年債利回りは1.57%と、0.05%ほど上昇しました。この水準は、6月半ば以来のことです。

 

 

8日には米国の9月の雇用統計が発表されます。堅実な内容になって、次期FOMC(11月2日~3日)にテーパリングが決定されるとの見方があります。そして、10月雇用統計の発表は、FOMC後の11月5日です。

 

 

ドイツ連邦統計局が7日発表した、8月の鉱工業生産指数は、前月比4.0%の低下となりました。8月の生産水準は、コロナ前の状態である2020年2月との比較では、9%下の水準にあるとのことです。

 

 

発表資料によると、「部品と中間財の不足」を受けて、「建設とエネルギーを除く」指数は4.7%低下しました。「自動車やトレーラー」は17.5%の大幅低下です。「機械・装置」も6.3%の低下となっています。

 

 

一方で、エネルギー生産は4.1%上昇しました。

 

それに先立つ6日に発表された、ドイツの8月の「製造業受注」も前月比で7.7%の低下となりました。「製造業受注」をドイツ国内向け、海外向けに分けると、ドイツ国内向けが5.2%の低下、海外向けが9.5%の低下となりました。海外向けの受注をさらに、「ユーロ地域向け」と「ユーロ以外の地域向け」に分けると、「ユーロ地域向け」が1.6%上昇する一方で、「ユーロ以外の地域」向けは15.2%の大幅な低下となっています。

 

 

これらのデータを総合すると、ドイツの産業界の受注は、中国関連の機械類の受注が8月に大きく落ちたと推測されます。

 

 

ドイツのDAX指数は、6日に下げましたが、7日は1.85%の大幅な上昇となりました。中国関連の受注・生産減少は、基本的にはマーケットの悪材料ですが、7日の株価面には響きませんでした。

 

 

ドイツの自動車メーカーBMWが7日、7-9月期の自動車販売高を発表しました。販売台数は593189台(前年同期比-12.2%)となりました。電動自動車の販売台数は78333台(同+43%)でした。

 

 

BMWは、7-9月期における地域別の売上高も公表しています。以下に示します。

 

 

BMWの7-9月期地域別売上台数

欧州         220639台(-19.9%)

(うちドイツ)     62830台(-26.8%)

アジア        254059台(-11.9%)

(うち中国)     202573台(-12.2%)

米州         104999台(+6.0%)

(うち米国)      82064台(+4.4%)

 

 

7-9月期は、欧州や中国で、自動車販売が落ちていることがわかります。「部品不足、サプライチェーン混乱で自動車生産・販売が落ちた」というマクロの経済指標に加え、このような個別企業の詳細な数字も把握できる状態となりました。詳細な部分まで明確になると、悪材料としての織り込みも進んでいきます。7日のBMWの株価は2.49%の上昇率となりました。株価は83ユーロ台。52週高値は96ドルです。




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