「25日は米国株続伸」
「金利上昇で金融株上昇」
「TSMC半導体価格値上げ、業界再編観測から半導体関連株が上昇」
「商業原油在庫減少、原油価格が高い」
25日の米国株は上昇しました。小幅な上昇です。上昇率は、ニューヨークダウが0.11%、ナスダック総合指数が0.15%、S&P500種指数が0.22%でした。昨日のこのコーナーで「ニューヨークダウやナスダック総合指数と比べて上昇率が高い展開が3日続いている」と紹介したラッセル2000(小型株2000社の値動きを示す株価指数)の上昇率は0.37%でした。相対的に小型株全般の値動きが良いことになります。
株式がじわじわと買われる展開の中で、債券市場では売り物が優勢になりました。10年債利回りは、0.05%ほど上昇して、1.34%となりました。利回りの高いところでは1.35%台もあり、これは8月13日以来の高水準です。
金利上昇を受けて、25日の米国市場では、金融株の上昇が目立ちました。主な金融機関の25日の終値を以下に記載します。
JPモルガン 160.92ドル(+3.25ドル、+2.06%)
ゴールドマンサックス 413.12ドル(+4.56ドル、+1.12%)
モルガンスタンレー 104.09ドル(+1.00ドル、+0.97%)
ウエルズファーゴ 49.29ドル(+0.93ドル、+1.92%)
バンクオブアメリカ 42.15ドル(+0.67ドル、+1.62%)
原油価格も上昇しました。25日に米国エネルギー情報省から発表された20日現在の商業原油在庫は、4億3256万バーレルと、前週比で298万バーレルの減少となりました。昨年の6月19日に5億4072万バーレルのピークを付けた後、減少のトレンドを描いています。7月以降は前週比で増加する場面もありましたが、今回の発表分は、7月23日の4億3559万バーレルを下回って、今年の最も少ない水準を更新しています。米国民の移動活発化に伴う原油需要の増加を示すデータとなります。
25日には、「半導体大手のTSMCが半導体価格を最大20%引き上げる」との報道がありました。株価は大幅高の反応となりました。
TSMC 117.03ドル(+4.92ドル、+4.39%)
また、半導体DRAMメーカーのキオクシアの買収を計画していると報道されたウエスタンデジタルも大幅上昇しました。
ウエスタンデジタル 65.50ドル(+4.74ドル、+7.80%)
値上げや業界再編が追い風となって、25日の米国株式市場では、半導体関連株の上昇が目立っています。
26日の東京株式市場においては、米国市場の物色の傾向を映して、金融株や半導体関連株に人気が回るか、注目点になります。
米国では、ニューヨークダウ採用銘柄のセールスフォースドットコムから5-7月期決算が発表されました。取引先のIT投資に関する提案、構築を行う企業です。売上高は、前年同期比23%増加の63億4000万ドルとなりました。次期四半期である8-10月期の売上高については、67億8500万ドル(前年同期比+25%)を中心値とする見通しが発表されました。











