「20日の米国株は反発」
「ラッセル2000は約3%上昇」
「19日の"下落率上位3社"が20日は"上昇率上位3社"に」
「ディスコ、7-9月期営業利益は4-6月期比20%増加」
「NOK、大幅な上方修正を発表」
20日の米国株は反発しました。ニューヨークダウの上昇率は1.6%、ナスダック総合指数は1.5%となりました。ニューヨークダウは先週末金曜日、週明け月曜日と続落して、2日間の下落幅は、合計で約1000ドルに達していました。21日は、株価の下げを待っていた投資家の買いが先行しました。
小型株の値動きを示す「ラッセル2000」の上昇率は、約3%と、他の株価指数と比べて、高くなりました。ラッセル2000は月曜日まで5日続落して、その間の累計下落率は6.6%に達していました。ちなみに、日経平均も火曜日まで5日続落して、その間の累計下落率は4.6%です。
ニューヨークダウ採用銘柄の上昇率ランキングを見ると、上昇率トップは、航空機メーカーのボーイングで、4.9%の上昇率となりました。2位が航空機等の部品を供給するハネウエル、3位がアメリカンエクスプレスです。実は、上昇率上位3社は、前の日の下落率でトップスリーに入っていた会社です。前の日の値下がり率上位3社が、この日は値上がり率上位にそろって入っています。
下げの大きかったラッセル2000の上昇率の高さと合わせ、上昇率上位銘柄の顔ぶれを見ると、「足元で下げの大きかった株に対して買いが入った」現象を示しています。
前の日に決算を発表したIBMは約1.5%の上昇率となりました。日本におけるキヤノンの急騰と合わせ、良好な業績数字の確認された企業の株価は売られにくくなります。21日には、日本では日本電産、東京製鉄、海外では、ASML、ジョンソン&ジョンソン、テキサス・インスツルメント、コカ・コーラ、シーゲートなどの決算発表が予定されています。
企業業績については、良好な状態が確認されています。20日は、半導体製造装置メーカーのディスコ(6146)が、4-6月期決算を発表しました。営業利益は前年同期比66%増加の154億円となりました。7-9月期については、営業利益で186億円と、4-6月期を約20%上回る水準が計画されています。
NOK(7240)は20日、今2022年3月期の業績見通しを上方修正しました。同社は、自動車や産業機器における各種機器の漏れを防ぐシール製品、自動車、スマホ向け電子部品を供給するメーカーです。9月上半期の営業利益を従来の90億円に対して162億円、通期の見通しを従来の225億円に対して330億円に上方修正しました。
NOKの営業利益上方修正の幅は、上期が72億円、通期が105億円です。つまり、上期だけではなく、下期の利益も増額修正されています。現時点で想定できる上期分だけではなく、下期も上積みしているのですから、自動車、産業機器に関する受注状況は相当に強いことがわかります。
決算情報の供給量が増加すれば、株式投資を考える上で、前向きな思考をする要素が増えてくると考えています。











