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「米国株上昇、エネルギー株強い」

「原油価格上昇」

「6月ISM製造業、価格指数は90超え」

「供給不足、原材料高」

 

 

 

1日木曜日の米国株は上昇しました。上昇率はニューヨークダウが0.38%、ナスダック総合指数が0.13%です。原油先物価格が約2%上昇しました。一時は1バーレル76ドル台と、2018年10月以来の高値を付けました。

 

 

原油高を背景に、エネルギー株の上昇が目立ちました。S&P500種の業種別株価指数では、エネルギーの上昇率が最も大きくなりました。

 

 

また、原油価格の上昇は、他国の株価にも影響を与えています。エネルギー株の動向が反映されやすいイギリスの主要株価指数は1日に約1.3%上昇しました。

 

 

6月30日に米国エネルギー情報省が発表した6月25日現在の商業原油在庫は4億5234万バーレル(前週比-671万バーレル)となりました。6週連続の減少で、6週間の累計減少量は3366万バーレル、約7%の減少となっています。

 

 

また、SPR(国家戦略備蓄)は12週連続の減少で、その間の累計減少量は1528万バーレル(約2.4%)になります。商業原油在庫、国家戦略備蓄とも継続的に減少しています。米国の旺盛な原油需要が浮かび上がります。

 

 

原油価格の上昇は景気認識の強さにつながるので、短期的には景気敏感株が相対的に優位になる可能性があります。

 

 

1日に発表された、6月のISM製造業景況指数は60.6となりました。前月比で0.6P低下しましたが、60を超える水準なので、高止まりと受け止められています。項目別では「価格指数」が92.1となり、前月の88.0からさらに上昇しました。

 

 

価格について、「高くなっている」との回答が84.8%に達しています。この指数はどんなに上昇しても100までしか上がりません。それが92.1まで来ているのですから、もう上がるところまで上げたことになります。

 

 

アンケート回答企業からは、引き続き供給面、原材料上昇に対する声が高まっています。エレクトロニクスメーカーからは「需要と供給の不均衡による材料へのインフレ圧力がある。電子部品の調達は大きな課題であり、リードタイムは16週間から52週間以上になります。」との声がありました。半導体不足が続きます。

 

 

石油業界からは次のような趣旨の強気なコメントが書かれていました。「石油価格は着実に上昇している。ダイナミックな石油価格の動きを受けて、我々は、顧客からの延期やキャンセルの心配をすることない。既に計画されているプロジェクトを進めることができる」―――このようなコメントも、1日の海外市場でエネルギー関連株が上昇する要因になったと考えられます。

 

 

2日付の日本経済新聞朝刊の商品面には「厚鋼板、流通価格1割高」、「建築鋼材、小幅に上昇」、「三井金属、亜鉛建値上げ」、「三菱マテは鉛引き上げ」等の見出しの記事が掲載されていました。

 

 

東京株式市場でも、エネルギー関連株の人気が素材株全般に及ぶようになるか、本日の注目点になります。



 

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