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「米国株は小幅高」

「米国4月住宅価格大幅上昇」

「本日は日本で5月鉱工業生産指数発表」

「中国では6月PMIの発表を控える」

 

 

 

29日の米国株は小幅高でした。ニューヨークダウの上昇率は0.03%、ナスダック総合指数は0.19%でした。

 

 

4月の米国住宅価格を示す重要指数が発表されました。S&Pケースシラー住宅価格指数は、20都市の価格で前年同月比14.9%の上昇となりました。3月の上昇率13.4%を上回りました。

 

 

前月比での上昇率を見ると、2.1%でした。3月は前月比2.2%でしたので、前月比で見ると、やや上昇率は低下しています。

 

 

29日にはFHFA(米連邦住宅金融局)も4月の住宅価格指数を発表しました。こちらは前年同月比で15.7%、前月比では1.8%の上昇となりました。住宅価格の大幅上昇を確認するデータとなりました。

 

 

29日にはコンファレンスボードから6月の消費者信頼感指数も発表されました。こちらは127.3と5月と比べて7.3ポイント上昇しました。米国民の労働市場や景気に対する前向きな考え方を確認するデータとなりました。

 

 

本日30日には、東京市場の寄付き前に、5月の鉱工業生産指数が発表されます。

 

 

1か月前に発表された4月鉱工業生産指数では、「輸送用機械工業」における生産予測値について「5月−15.3%」、「6月+18.5%」と示されていました。この数字の動向に注目しています。つまり、1カ月前には「5月は半導体不足の影響は受けるが、6月は生産が回復する」との考え方が示されていたのです。

 

 

自動車関連企業の生産動向について、5月は半導体不足の影響が強く表れることが示されていたので、本日発表される5月鉱工業生産指数において、輸送用機械工業の生産指数が低下することが予想されます。

 

 

そして、焦点は、6月の生産予想値です。1カ月前に発表された線に沿って、6月の生産予想が順調に回復し、さらに7月予想値も生産増加を示す数値が発表されるか、注目されます。

 

 

日本の基幹産業の1つである自動車産業が6月、7月と順調な生産回復を示す見通しとなれば、海外投資家が日本の産業の改善に関心を示す余地も生じます。

 

 

また、本日は中国の6月PMIも発表されます。5月実績は、製造業で51.0、非製造業で55.2でした。

 

 

既に発表されている、中国の5月の生産者物価指数を見ると、石油や石炭、鉄、非鉄金属などの価格が、前年同月比で20%~38%上昇しているのに対して、自動車は0.7%の下落となっていました。

 

 

原料価格が激しく上昇する一方で、製品価格への反映が進まないとなると、加工組立産業の景況が悪化する可能性があります。中国の6月PMIについては、リスク要因の1つとして意識されます。





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