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「インフラ投資案合意、米国株上昇」

「テスラ、キャタピラー、ボーイング高い」

「ナイキ、時間外取引で12%上昇(日本時間午前7時)」

 



24日の米国株は上昇しました。ナスダック総合指数は連日の高値更新です。法人税の引き上げを見送る形でのインフラ投資計画の合意が明らかになり、買いが先行しました。

 

 

電気自動車の充電設備や道路インフラの整備が進むとの期待から、株価が上昇しました。充電設備整備のメリットを受けると予想されるテスラが3.5%の上昇率、インフラ整備が追い風になるキャタピラーは2.6%の上昇率でした。

 

 

また、24日に発表された5月の耐久財受注では、「民間航空機及び航空部品」の項目が116億ドルとなり、4月の91億ドルに対して27%増加しました。航空機関連の受注の回復を好感する形で、ボーイングの株価は2.87%上昇し、ニューヨークダウ採用銘柄では上昇率がトップとなりました。

 

 

電気自動車の充電設備や道路インフラの整備への期待、航空機受注の回復など、産業界のテーマを重視するような物色の傾向が見られていることが特徴です。

 

 

先週のFOMCを受けた混乱はひとまず収拾し、産業や企業に対して、評価できるものは評価していこうとの株式市場の動きが想定されます。

 

 

その観点では、決算内容の分析、評価が重要になります。

 

 

24日はスポーツ用品メーカーのナイキが5月締めの決算を発表しました。3-5月期の売上高は123億ドル(前年同期比96%増加)となりました。コロナの影響が厳しい前年同期との比較ですが、大幅な増収が確認されました。コロナ前の2019年3-5月期との比較でも21%増えています。コロナ前を2割上回ったのですから、堅実な内容と言えるでしょう。

 

 

ナイキの地域別の売上高を見てみましょう。北米が前年同期比2.4倍増の53億ドル、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域が2.2倍の29億ドル、中国が17%増加の19億ドルとなりました。

 

 

日本時間の朝7時前後、時間外取引において、ナイキの株価はおよそ12%も上昇しています。北米での売上高実績の好調が評価されたものと考えられます。上記で北米は前年同期比2.4倍増と記しましたが、2019年の同時期との比較でも、29%伸びています。

 

 

一方で、物流大手のフェデックスは時間外取引で下げています。フェデックスの3-5月期の売上高は226億ドルと前年同期比で約30%増加しました。営業利益は19億7000万ドル、2.1倍増となりました。

 

 

フェデックスでは2022年5月期の暫定計画として、1株利益20.50から21.50ドルの見通しを明らかにしました。前期の実績である18ドル17セントに対して2桁の増益見通しになります。良い決算内容に見えますが、時間外取引では下げています。昨年安値から、2.5倍ぐらいの株価水準まで上昇してきたので、ひとまず利益確定売りが出ているのでしょうか。

 

 

豪華客船運営のカーニバルも決算を発表しました。第2四半期の受注高は第1四半期に対して45%上回っているとのことです。同社の決算資料には「広告費やマーケティング費は最小限にしているにもかかわらず、2022年1年間の予約は、2019年の強い状況と比べても上回っている」と書かれていました。

 

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