北陸電気工業(6989)が急騰している。大阪市立大学と共同で精度を高めた小型の電力センサー「磁気抵抗効果型磁性膜電力センサー」を開発したと報じられたのが手がかり材料になっている。導線に電気が通る際に変化する周辺の磁力を検出、通過する電力量を把握するもので、大きさは5ミリメートル四方と従来の20分の1で、コストを10分の1に抑えたという。 自動車や家電、パソコン、インフラ機器、太陽光発電設備など幅広い分野に利用可能で、12月中に無料でサンプル集荷を始め、2014年度には産学連携のベンチャーを設立し、量産を目指すなどとこの日の日経産業新聞は伝えている。これを受けて今後の収益寄与に期待して個人投資家などの買いが朝方から増加した。株価水準が100円台と低く、短期で値幅が広がりやすい株価修正も目先筋の資金を集める要因になっている面もあるようだ。(H.K)