3日積水化が17年ぶり高値、車用電池の新材料開発と
積水化学工業(4204)が急騰。5月1日に付けた年初来高値を大きく更新し、前場段階では1996年3月以来17年9カ月ぶりの高値水準に買い進まれている。電気自動車などに搭載する蓄電池「リチウムイオン電池」の新材料を開発したとこの日の日本経済新聞朝刊に報じられたのが手がかり材料。従来の3倍の電機を蓄えられるため、1回の充電でガソリン車に匹敵する600キロメートル程度の走行が可能になるという。
また、併せて製造工程を簡素にできる材料も開発しており、電池の生産コストを6割強下げることを目指すとも伝えられている。2015年に量産を始める予定で、車載用電池材料に本格参入して年間200億円の売上高を目指してことから、今後の収益寄与を期待した買い注文が寄り付き段階から増加した。住宅や高機能樹脂などを原動力に足元の業績も好調に推移しており、もともと買い安心感があったため、値上がり率が20%に迫る場面もみられている。(H.K)