29日原油高受け石油関連株が高い、電力株は軒並み安
国際石油開発帝石(1605)や石油資源開発(1662)、JXホールディングス(5020)など石油関連株が高い。シリア情勢の緊迫化を受けて原油相場が上昇しており、28日のロンドン市場では北海ブレントの先物が一時1バレル=116ドル台半ばと約6カ月ぶりの高値を付け、ニューヨーク市場のWTI先物で期近の10月物も前日比1.09ドル高の1バレル110.10ドルで取引を終了。一時は112.24ドルと期近物として2011年5月以来およそ2年4カ月ぶりの高値に上昇する場面もあった。ソシエテ・ジェネラルは米欧の軍事行動に伴って中東諸国の原油供給に障害が生じた場合に北海ブレントは150ドルに達する可能性もあるとするレポートを出し、刺激材料になった面もあるようだ。この日の東京市場でも海外に原油・ガス田の権益を保有する銘柄が買われており、三井物産(8031)や三菱商事(8058)など総合商社株もしっかり。三井松島産業(1518)や住石ホールディングス(1514)や日本コークス工業(3315)といった石炭の輸入販売会社にも資金が流入している。逆に原油やガス価格の上昇が収益圧迫要因になる電力株は軒並み安。東京電力(9501)や関西電力(9503)、北海道電力(9509)などがそろって下落している。(H.K)