大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)と東邦チタニウム(5727)が下落している。航空機などに用いるチタン合金原料であるスポンジチタンの減産を強いられており、2013年度の生産量は両社とも生産能力比で約4割減の水準になる見通しとこの日の日本経済新聞朝刊に報じられたことが、見切り売りを誘っている。 競合するスクラップ原料に需要が流れているほか、電力各社の値上げでコストが膨らみ、競争力が低下しているとも同紙は伝えている。両社はともに14年3月期に最終赤字を見込んでおり、足元の業績悪化をある程度は織り込んでいるとみられるが、回復への道筋がなお見えてこないことで新規の買い注文が入りにくくなっている。下値ではカラ売りの買い戻しも入っているとみられるが、見切り売りを吸収するには力不足のようだ。(H.K)