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東京電力(9501)が下落している。前日に福島第一原子力発電所において放射性物質に汚染された水が「海に流出している可能性がある」と認める見解を初めて表明。これが嫌気されている。
 汚染は原発の港湾内にとどまっていると同社は説明しているが、漏れ出した量など詳細は不明で廃炉に向けた作業など今後の対策を不安視する向きも一部にはあるようだ。21日に投開票された参院選で原発再稼動を唱える自民党が大勝したことで、今後は同社の柏崎刈羽原発を含め新しい規制基準をクリアした全国の原発が順次再稼動へ向かう環境が整いつつあるが、「東電が福島原発の汚染水漏れを正式に認めたことで慎重なムードが強まる可能性もある」と指摘する声が聞かれている。また、今後の市場の関心は13年4~6月期の決算発表に移っていくと予想されるが、「決算発表の端境期に幕間つなぎ的に物色資金が流入していた東電株からは、いったん資金が流出する可能性もある」と見る向きもある。(H.K)

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