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 新日鉄住金(5401)やJFEホールディングス (5411)、神戸製鋼所(5405)など鉄鋼株が高くなっている。
 1日に発表された6月の日銀の企業短期経済観測調査(日銀短観)では注目度の高い大企業製造業の景況感が2011年9月以来7四半期ぶりにプラスに浮上。業種別においても大企業の業況判断DIは28業種中23業種が改善したが、なかでも「鉄鋼」は前回のマイナス38が一気にマイナス2となった。なおマイナス圏ではあるものの、改善幅は36と全業種で最大だった。為替の円高修正で自動車など主要ユーザーの販売環境が向上しているほか、鉄鉱石や石炭など原材料価格の下落傾向も寄与しているとみられ、13年3月期の決算発表段階では合理的な算定ができないなどの理由で14年3月期の業績予想を開示していなかった新日鉄住金やJFEは、13年4~6月期決算発表の段階で「大規模なコスト削減効果もあり、前期とは1ケタ違う大幅な増益予想を公表するはず」という見方が広がっている。
 また、世界最大の鉄鋼消費地である中国では6月に入り中央銀行の中国人民銀行が短期金利の上昇をあえて放置するなど当局が実体経済を反映しないマネーの膨張を抑え、バブルを押さえ込む姿勢を鮮明化させており、今後は同国の過剰な能力増強投資が抑制されるのではないかと期待する向きも増えている。「中国のバブル退治政策でもっとも恩恵を受けるのは鉄鋼業界」という声も聞かれる。合同製鉄(5410)や東京製鉄(5423)、大和工業(5444)など電炉株も買われている。(H.K)

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