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王子ホールディングス <3861> や北越紀州製紙 <3865> が前日に続いて年初来高値を更新しているほか、日本製紙 <3863> や大王製紙 <3880> など紙・パルプ株が高い。前場中ごろの段階において東証株価指数(TOPIX)の業種別指数で「パルプ・紙」は上昇率ランキングの上位に入っている。
 外為市場で1ドル=103円台半ばの水準まで円安・ドル高が進んでおり、アジア市場における価格競争力の向上に着目した見直し買いが断続的に流入している。今後さらに円安が進めば、アジアからの輸入品の流入が減少し、逆に輸出環境の改善につながると見られており、それによる収益押し上げ効果が期待されている。また、足元でアジアにおける紙製品の価格が上昇しており、この日の日本経済新聞朝刊は出版物などの使う印刷用の上質塗工紙の香港での取引価格が1トン750~765ドル前後で前月比約13ドル(2%)高になっていると伝えている。中国での印刷用紙の生産はなお高水準で輸出圧力が強まっているが、日本メーカーにとっては円安効果がこれを相殺すると期待する向きもあるようだ。(H.K)

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