「半導体関連株への売り圧力強い」
「好決算発表のファナック、KOAは買われる」
10月26日の東京市場では、半導体関連株への売り圧力が引き続き強い状況です。ただ、先週23日金曜日の好決算発表企業に対する買い意欲が見られたことは収穫です。
ファナックが23日発表した7-9月期の連結営業利益は前年同期比45%増加の632億円となりました。受注高は3060億円(前年同期比+49%)でした。以下に四半期ごとの受注高を記載します。
ファナックの連結受注高(単位億円)
25年~
7-9月 2053
10-12月 2202
1-3月 2520
4-6月 2819
7-9月 3060
アジアにおける受注増加が全体をけん引しています。7-9月期の中国の受注高は912億円(前年同期比+79.8%)、「中国以外のアジア」は653億円(同2.1倍増)となりました。
23日に決算を発表したKOAが大幅高です。KOAはハイブリッドカー向けに電力の流れを制御する電子部品(抵抗器)を主力とします。
KOAの9月上半期営業利益は前年同期比2.8倍増の37億円となりました。こちらも受注高を時系列で掲載します。
KOAの受注高(単位億円)
25年~
7-9月 178
10-12月 188
1-3月 210
4-6月 246
7-9月 286
7-9月期の受注高は286億円(前年同期比+60%)となりました。この四半期受注高は、22年4-6月期の251億円を上回り、過去最高です。BBレシオ(受注高÷売上高)は1.26となりました。
決算資料には「受注の一部は、顧客の供給確保を目的とした先行発注」と記載されています。会社側に聞くと「半導体関連の一部の製品において品薄・納期遅れの状況にあり、先行発注がされているようだ」とのことでした。AIサーバー関連の半導体需要が強いために半導体全般が品薄状態になり、自動車業界等でも半導体の調達を急ぐ動きが強まってます。













