「値上がり銘柄数多数、騰落レシオ回復するか」
「本日は小型株>中型株>大型株」
「来週は9月の米国CPI発表」
今週は、週初に日経平均が3か月ぶりの7万円乗せ、水曜日の取引時間中にはTOPIXが1か月半ぶりの4200P乗せとなりました。指数ベースでは堅調ですが、8日段階の騰落レシオ(25日分)は87.9と値下がり銘柄数優位の状況です。
本日は日経平均が鈍い状況下、値上がり銘柄数が高水準です。全体と比べて、ここまで弱かった銘柄群が強くなりました。バランスが意識されています。
規模別株価指数では、2時16分現在、大型株指数が0.08%、中型株が0.4%、小型株が0.9%の上昇率です。大型株の動きが弱くて、日経平均の動きが鈍い一方、小型株が幅広く買われています。この展開が続けば、騰落レシオが上昇します。
今後は、企業業績と株価位置の双方を見比べて、買った方が得な銘柄を探す姿勢が有効です。TSMCやディスコの決算関連情報に対する反応が悪いので、主力株がどんどん上がる状況ではないようです。バリュエーションの効く銘柄に絞った方が無難でしょう。
☆
来週は14日に米国の9月CPI(消費者物価指数)が発表されます。
米国CPI(総合、前年同月比)
4月+3.8%
5月+4.2%
6月+3.5%
7月+3.4%
8月+3.4%
9月 ?
米国株が政策金利見通しに敏感な反応を示していますので、CPIの内容は重要です。現時点で10月利上げ確率は17%、年内に1回以上の利上げが実施される確率は83%です。
10月に利上げが見送られたとしても、12月には実施されるとの見方が多数派のようです。仮にCPIの上昇率が急低下した場合には、年内利上げ確率も低下するでしょう。
今の米国株は、利上げ確率が低下すると強くなります。ただ、ドル安・金利低下時には日本株の相対的な動きが悪くなる傾向もあります。













