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「銀行、保険、電力株が高い」

「日経平均、一時8月18日以来の67000円乗せ」

「9月29日は9月配当権利落ち日」

 

9月28日の東京株式市場では、日経平均が一時、8月18日以来の67000円台回復となりました。しかし、その後は半導体関連株への売りが膨らみ、動きが鈍くなりました。

 

午後3時現在、プライム市場の年初来高値銘柄は88、そのうちの半分、44銘柄が銀行株です。業種別株価指数では、銀行、保険、電力・ガス、自動車関連(輸送用機器)が上昇率の上位に入っています。

 

これらは、配当利回りの魅力のある業種です。9月末の配当権利付き最終日である本日の特性と銘柄選択傾向には関連性があるのでしょう。

 

明日は、その権利落ちです。本日、配当を意識して上昇した株に対して、明日は反動売りが出る可能性があります。ただ、東京株式市場の参加者に厚みがあれば、配当の権利落ち後の株価下落も限定的でしょう。権利落ち後の株価下落を歓迎した買いがどの程度広がるか、それが明日の注目点です。

 

証券会社等のデータを見ると、日経平均の配当落ち影響分は350円~385円と推計されています。権利落ちに伴う売りは、一時的な需給要因です。ただ、短期トレーディングに勤しむ投資家の比率が高ければ、その需給要因を活用した空売りが短期的に膨らむ可能性がありますので、その場合は下落幅が大きくなります。

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