お知らせ:

マーケットプレス

番組へのお便りはこちら

「エネルギー関連株上昇、電力・ガス株も高い」

「半導体製造装置の8月輸出拡大、米国向け輸出は前年同月比2.1倍増」

 

9月16日の東京株式市場は堅調な展開です。午後1時現在、業種別株価指数では、石油、鉱業、電力・ガス、海運などが上位に入っています。原油価格上昇を参考にした銘柄選択傾向です。

 

電力・ガス業界においては、原油価格上昇はコストの増加につながります。利益面の悪材料に見えますが、ENEOSや出光興産、INPEXなどのエネルギー関連株と同じように上昇しています。

 

原油価格が上昇すれば電力業界にはコスト増加になるけれども、そのコストはいずれ電力の販売価格に反映されるので、コスト上昇は結果的には販売価格の引き上げ、粗利益の増加につながる、そんな読みが働いているのでしょう。投資家のインフレ志向が物色傾向に反映されています。

 

                 ☆

 

財務省は16日、8月の貿易統計を発表しました。輸出は前年同月比19.3%増加の10兆円となりました。12か月連続の増加です。数量指数も2.5%上昇、6か月連続の増加です。

 

半導体製造装置の世界向け輸出は前年同月比40%増加の4897億円となりました。

世界向け半導体製造装置輸出

5月 3657億円(+10.2%)

6月 4601億円(+18.7%)

7月 4944億円(+40.9%)

8月 4897億円(+40.1%)

 

特に7月から前年同月比の伸び率が拡大しています。

 

半導体製造装置の地域別輸出では、特に米国向けの伸びが大きくなりました。

 

8月の地域別半導体製造装置輸出(前年同月比)

中国 1947億円(+16.3%)

韓国  850億円(+70.1%)

米国  484億円(2.1倍増)

 

米国にはラムリサーチやアプライドマテリアルズなどの有力な半導体製造装置メーカーが存在しますが、日本からの輸出増加にも拍車が掛かっています。

 

本日は7月の機械受注統計も発表されました。製品別で「電子計算機等」がありますが、このほとんどの部分を半導体製造装置が占めていると推測されています。8月の「電子計算機等」の受注高は前年同月比61%増加しました。

 

電子計算機等の受注高(機械受注、前年同月比)

5月  9412億円(+41.3%)

6月  11990億円(+53.0%)

7月  10102億円(+61.1%)

 

機械受注統計の受注が大幅に増加しているので、半導体製造装置の輸出増加は当分続きそうです。

お知らせ

お知らせ一覧