「日経平均の対TOPIXパフォーマンス、7日ぶり上回る」
「来週は銀行貸出データ、7-9月期企業景況見通しに注目」
9月4日の東京株式市場では、日経平均がTOPIXに対して優位の展開となりました。売買代金上位の半導体関連株が総じて高くなりました。
直近ではTOPIX優位の日が続いていました。8月27日~9月3日までの6日間連続で「日々変動率においてTOPIXが日経平均上回る」状況が続いていました。本日は日経平均がTOPIXを大きく上回りました。これは7日ぶりの事象です。
売買代金上位の常連銘柄である半導体関連株が強ければ、日経平均はTOPIXのパフォーマンスを上回る傾向があります。自動車、総合商社、金融株などが広範囲に買われれば、TOPIXの方が強くなります。
前日3日の米国市場では、9月FOMCにおける利上げ期待の後退を受けてドル安円高・株高となった経緯があります。従って、ごく短期的には、4日発表の8月米国雇用統計を受けた米国市場の反応が注目されます。
来週は、8日火曜日に日銀から「8月の貸出・預金動向」が発表されます。銀行の貸出残高は高い伸びを続けています。
都市銀行の貸出残高(前年同期比)
5月 +8.6%
6月 +8.6%
7月 +8.0%
8月 ?
8月も貸出残高の高い伸びが予想されます。貸出動向はインフレを測るデータとも捉えられますので、日銀の金融政策を見るうえで参考になります。
11日金曜日には「7-9月期法人企業景気予想調査」が発表されます。今週1日発表の法人企業統計では、4-6月期の日本企業の経常利益実績が「26%増益、四半期で過去最高利益」になったことが確認されました。
この業績拡大が株高要因の1つですので、7-9月期も日本企業の業績拡大が続くのか、そこを確認する上で法人企業景気予測調査が注目されます。
4-6月期の同調査では、企業の26年度経常利益は2.4%減益(製造業4.7%減益、非製造業1.7%減益)が計画されていました。4-6月期の決算好調を受けて、計画が上方修正されるか、注目されます。













