「バリュー業種上昇、TOPIX優位の展開続く」
「建設機械関連株、データセンター関連株として上昇」
9月3日の東京株式市場は、日経平均と比較してTOPIX優位の展開となりました。業種別株価指数では、石油、海運、卸売、電力・ガス、鉄鋼、銀行、証券、保険などが上昇率ランキング上位に入っています。バリュー業種(低PER、低PBR)が強く、半導体関連株が弱い展開です。
半導体関連企業の業績好調は続いています。今週、米国でデルテクノロジーズ(AIサーバー)、ブロードコム(半導体)が決算を発表しました。
デルの売上高は前年同期比58%増、営業利益は3倍増となりました。ブロードコムは売上高86%増、営業利益92%増となりました。急激な業績拡大が続いています。
世界の株式市場で半導体関連株の動きが鈍くなっていますが、業績に陰りが出ているわけではありません。6月までに大きな相場を演じたので、現在は需給調整を行っている、そんな解釈でよいと思います。
主力の半導体関連株を除いても、世界的半導体需要の拡大で恩恵を受ける銘柄はたくさんあります。その中には低いPERの株もたくさんあります。需給調整場面にある主力半導体株は避けて、バリュエーション面で魅力のある株への投資を優先する場面なのでしょう。
本日のプライム市場における値上がり率ランキングでは、住友重機、タダノ、プレス工業、日立建機など建設機械関連事業を行う企業が入りました。
データセンターの建設ラッシュを受けて、建設機械の需要が増加しています。キャタピラーの4-6月期における建設機械事業の売上高は82億ドル(前年同期比+35%)でした。
建設機械関連株は、データセンター建設活発化で恩恵を受けるとして注目されています。この観点ならば、低いPERの株が多い建設株にも投資資金が回るかもしれないな、と感じています。













