「国内長期金利2.95%台に」
「銀行株、資源株が高い」
8月18日の東京株式市場では、前日に上昇が目立った半導体関連株が下げました。高バリュー銘柄の下落について「長期金利上昇を受けて高PER銘柄が調整を強いられた」と解説されそうですが、昨日は長期金利上昇の中で半導体関連株は上がっていたので、いつもの需給要因と見たほうがよいでしょう。
本日の午前の段階で日本の長期金利は2.95%台まで上昇しました。この金利上昇を活用する形で銀行株、資源株などが意欲的に買われました。
長期金利が将来のインフレ率の高さを示しているならば、資源価格は下がりにくい展開になります。そんな観点で、インフレ期待を味方にできる海運株、鉱業株、石油株、鉄鋼株などが買われました。具体的には、INPEXやENEOS、出光興産です。
不動産株は軟調です。前引け段階で不動産業種指数は33業種中、26位です。長期金利上昇がデメリットに働く業種ですので、本日の動きは覚えておきます。
金利高は銀行株にメリット、不動産株にはデメリットと一般的に捉えられます。しかし、金利高によって大口取引先の不動産業界にデメリットが生じれば、当然、貸し手の銀行業に悪い影響を与えます。現状はその段階にはなっていないということですね。














